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作品情報

INTRODUCTION
上映時間・83分
田波靖男の原作を石松愛弘と渡辺祐介が共同で脚色し、渡辺祐介が監督したコメディ。撮影は堂脇博が担当している。

STORY
初夏の草津。赤字続きのローカル線の新駅長として着任するため、列車を降りた白坂(三木のり平)は、彼を町の有力者と間違えた旅館の若旦那・風太(高木ブー)にある宴会場に連れてこられた。自分の歓迎会だと勘違いした白坂は大いに飲んだが、実はそれは、鉄道と旅客の獲得をめぐって犬猿の仲にあるバス会社の宴会だったのだ。酔った白坂はバス会社批判の演説をぶって、碇谷営業所長(いかりや長介)を怒らせた。翌日、初出勤した白坂は駅員の粗忽者の加藤(加藤茶)や仲本(仲本工事)を前に、バス会社に遅れをとるなと訓示をしたが、白坂の娘・悦子(中尾ミエ)が年頃の美人とあって、加藤と仲本は大いに仕事に精を出し、駅舎をきれいに磨きあげた。一方、碇谷は所員の荒井(荒井注)や新川(古今亭志ん朝)を激励して、新路線を計画し、鉄道を利用する客を奪い取ろうと準備怠りなかった。そんな時、崖崩れで鉄道がストップし、白坂は慌てたが、碇谷はニヤニヤしながら彼をからかった。頭に来た白坂は、小料理「しらたま」に足を向け、美人マダムのみゆき(水谷良重)に慰められたが、心は晴れなかった。そんななかで、新路線のバスの開通式が行なわれた。その夜、宴会帰りの所員たちは加藤たちと大乱闘を演じ、ますます、双方の敵対意識を高めていった。ところが、そんなある日、白坂の息子の勇(高塚徹)が新川の運転するバスに危うくひかれそうになり、かすり傷を負うという事件が起こった・・・。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
ザ・ドリフターズ
三木のり平
中尾ミエ
水谷良重
古今亭志ん朝
中村晃子
- スタッフ -
原作:田波靖男
監督:渡辺祐介
脚本:石松愛弘
脚本:渡辺祐介
撮影:堂脇博
音楽:萩原哲晶

配給:松竹
Ⓒ1967松竹株式会社/株式会社 芸映

ジャンル:現代劇