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【作品データベース】霧にむせぶ夜 きりにむせぶよる

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・91分
阿久悠と森功がシナリオを執筆し、梅津明治郎が監督したアクションもの。撮影は浜島和水が担当している。なお、主題歌「霧にむせぶ夜」は黒木憲が歌っている。

STORY
マレーの竜と呼ばれる滝口(栗塚旭)、霧の横浜港に帰って来た。彼は、5年前恋人礼子(城野ゆき)のために、その弟・譲治(山内賢)が起こしたヤクザ同士の殺人事件で、自ら犯人としての汚名を負って、国外に逃亡していたのだった。そして帰国早々、昔馴染のレストラン経営者一色修平(内田良平)や旧知の歌手黒木(黒木憲)、それに譲治などを訪れた。ところが、再会した礼子は、すでに富豪の太田黒(菅井一郎)と結婚していた。さて、滝口はR国の要人・汪(富田仲次郎)を日本訪問途上に消せ、という密令をもっていた。そして指令電話で着々準備を進めるうちに、射撃場で6人の男たちに襲撃された。滝口は一瞬のうちに全員を射殺。自分の行動を知っている譲治をしめあげ、自分を狙ったのが、内山(安部徹)であることを知った。この内山こそ、滝口に殺人犯の汚名を着せ、S組の組長の座をしとめた男だった。さらに内山は、汪の手下・崔(高宮敬二)から汪暗殺阻止のために雇われ、滝口を狙っていたのだ。その頃、内山は用心棒を集め、礼子を人質にし、譲治を使って午後3時までと、時間を切り、滝口をアジトに呼出した。その時間は、滝口が汪を狙撃する時間だった。それを滝口が知らされたのは午後2時。礼子を救うべきか、指令をまっとうすべきか迷う時間すらなかった。内山のアジトで滝口のマシンガンが火をふき、礼子が救出されたのは、その直後だった。滝口が汪暗殺現場に着いたのは20分前・・・。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
栗塚旭
城野ゆき
山内賢
黒木憲
内田良平
園江梨子
- スタッフ -
監督:梅津明治郎
脚本:森功
脚本:阿久悠
撮影:浜島和水
音楽:鈴木淳

配給:松竹

ジャンル:現代劇