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【作品データベース】チンチン55号ぶっ飛ばせ!出発進行 ちんちんごじゅうごごうぶっとばせ!しゅっぱつしんこう

作品情報

INTRODUCTION
フィルム巻数・7巻
野村芳太郎監督の人情喜劇。北海道から上京してきた萩本欽一扮する青年と、坂上二郎扮する都電の運転手との嫁取り話。舞台は都電というところがこの映画のみどころでもある。今陽子はキラーズをようして「星空のロマンス」と「恋人の讃歌」を熱唱。そして皆川おさむがピンキーとともにでて「黒猫のタンゴ」を二人で歌っている。また坂上二郎の昔の恋人役で中山千夏が出てきて「あなたの心に」が流れる。そして、この年に丸善石油の宣伝「おーモーレツ!」で一世風靡した小川ローザも出演している。

STORY
北海道から上京した岡本金一(萩本欽一)は、新宿のフーテンに有り金をまき上げられた。そして都電の車掌出口でうめ(沢村貞子)に助けられ、彼女の家に連れて行かれた。うめには、4人の子供があった。長男の次郎(坂上二郎)は都電の運転手、次男の三郎(長沢純)は動物園のモノレールの乗務員、長女の春子(珠めぐみ)は家事を取りしきり、次女の夏子(今陽子)は水上バスの車掌で、都交通局勤務の一家であった。うめ一家の居候となった金一は次郎の恋人織江(奈美悦子)と親しくなり、次郎をやきもきさせた。金一はやがてうめの世話で都電の乗務員として就職した。一方、織江をめぐる金一と次郎の対立は強まった。そんなある日金一の父(内田朝雄)と妹(尾崎奈々)が金一を連れ戻しに来た。金一は織江との結婚を許してくれなければ帰らないと言い出し、父を怒らせた。しかし、それは煮えきらない次郎をけし掛けるために、金一がアテ馬を買って出たのだった。織江の気持も次郎にあった。それから一ヶ月後、終電車を貸しきって次郎と織江の結婚式が行なわれた。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
コント55号
尾崎奈々
奈美悦子
皆川おさむ
生田悦子
ピンキーとキラーズ
- スタッフ -
監督:野村芳太郎
脚本:野村芳太郎
脚本:吉田剛
撮影:川又昂
音楽:いずみたく

配給:松竹
©1969松竹株式会社

ジャンル:現代劇