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【作品データベース】喜劇・冠婚葬祭入門 きげき・かんこんそうさいにゅうもん

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・87分
塩月弥栄子の“いざというとき恥をかかないためのアドバイス集”「冠婚葬祭入門」の映画化。脚本は宮川一郎。監督は脚本にも参加している前田陽一、撮影を荒野諒一がそれぞれ担当している。

STORY
大日本電気の庶務係長三村一平(三木のり平)は、あと数ケ月で定年だが、会社の冠婚葬祭でずばぬけた名人芸を発揮するため、定年が延長になるだろうと噂されていた。ある日、出社した一平は長谷川課長(穂積隆信)に、顧門弁護士の松原の死を知らされ、早速、葬儀委員長の社長の代理として松原の家に飛ぶ。無事葬式を終えた夜、親友の吉川(由利徹)に、一平の一人娘で看護婦をしているみどり(倍賞美津子)を、弟啓太(ケーシー高峰)の嫁にと申し込まれるが、突然の申し込みに驚く。一平は無理に断ることも出来ず、啓太との縁談をみどりに話す。だがみどりは「月面写真みたいな顔の人は大嫌い」と一蹴。みどりの話では、啓太はいつも病院を訪れ、デートを申し込んだり、霊枢車に乗ってきては、ドライブに誘うなど、啓太の行動にはいつも迷惑していると聞かされて、一平も無理にこの話を進めようとは思わなかった。そしてみどりには新太郎(古今亭志ん朝)という落語家の恋人がいることを知らされる。しかし新太郎が、一平が最も嫌いな阿部常務(加藤和夫)の息子だとわかると、二人の結婚に反対した。何日か過ぎたある日、新太郎の初舞台が華やかに行なわれ、その席で新太郎とみどりの婚約が発表された。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
三木のり平
倍賞美津子
由利徹
ケーシー高峰
森光子
古今亭志ん朝
- スタッフ -
原作:塩月弥栄子
監督:前田陽一
脚本:宮川一郎
脚本:前田陽一
撮影:荒野諒一
音楽:木下忠司

配給:松竹
Ⓒ1970松竹株式会社

ジャンル:現代劇