映画・アニメの世界

【作品データベース】喜劇 女生きてます きげき おんないきてます

作品情報

INTRODUCTION
フィルム巻数・7巻
ストリッパー幹旋所「新宿芸能社」を舞台に三人三様の女の生き方を描く。原作は藤原審爾の「わが国おんな三割安」。映画『喜劇 女は男のふるさとヨ』の続編ともいうべき作品。監督も同じく森崎東。

STORY
金沢(森繁久彌)と竜子夫婦が経営するお座敷ストリッパー幹旋所「新宿芸能社」は、竜子(左幸子)が万事取り仕切っている。ストリッパーの一人、好子(大楠道代)には梅本(橋本功)というヤクザのヒモがいて、刑務所からでてきた日、竜子に「よくも女房の裸を他人に見せてくれたな!」とどなり込んでくるが、女房を養えるような男ではなく、再び竜子のところで働かす破目になる。しかし、前借りはするわ、好子の踊っている座敷に暴れ込んでくるやらで、これでは好子が可衰想と、竜子たちが別れさせようとするが、肝心の好子が煮えきらない。二人とも孤児院育ちということが深い結びつきになっているらしい。そんなある日、新人が入ってきた。短大出のインテリ、幾代(吉田日出子)で、金を貯めるには衣裳代がかからないこの商売が一番と強引に住み込んでしまう。以来、「新宿芸能社」の話題も政治や科学問題に及び、エロ話好きの金沢を腐らせる。また一人ポチ(久万里由香)と呼ばれる天使のように素直な、だが少々頭が足りない美少女が入ってきた。そのポチがきた頃から、梅本の悪も一段と向上し、近所の人から恐喝まがいに金をとったり同じアパートの女と浮気したり子分とのマージャンの負けを好子の体で払おうとしたり。だが好子は梅本の子を宿していた。梅本がヤクザから足を洗わない限り、子供など生める訳がないと悟った好子は中絶するが、まだ病院を離れられない好子に、ストリップで稼げという。さすがの好子も竜子のもとに逃げ込んだが・・・。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
森繁久彌
左幸子
久里千春
佐々木梨里
安田道代
吉田日出子
- スタッフ -
原作:藤原審爾
監督:森﨑東
脚本:森﨑東
脚本:熊谷勲
撮影:吉川憲一
音楽:山本直純

配給:松竹
©1971松竹株式会社

ジャンル:現代劇