喜劇・誘惑旅行

公開日：1972年2月5日（土）

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作品情報

INTRODUCTION
上映時間・93分
マニラ、マラカニアン宮殿、聖オーガスチン教会など常夏の国フィリピン諸島を舞台にした旅行シリーズ第9作目。脚本は下飯坂菊馬と瀬川昌治による共同執筆。監督は瀬川昌治、撮影を丸山恵司がそれぞれ担当している。

STORY
ひかり号の専務車掌である大沢泰三（フランキー堺）は、クイズに強い妻・弘子（倍賞千恵子）の奮戦でフィリピン旅行付きのクイズ番組で優勝した。弘子の弟の隆（森田健作）や同僚たちに祝福され意気揚々と家に帰った泰三は、ドル・ショックの為、スポンサーの都合で招待されるのは弘子一人だけになったと聞かされ落胆するが、突然フィリピン航空のスチュワーデス、マリ（山口まさみ）が訪れ、弘子が、羽田ーマニラ、ラインの開設十万人目の客となったので、夫婦を一週間のフィリピンツアーに招待が決まったと告げる。初めての飛行機旅行で興奮する二人。やがてマニラ空港へ着くと、クイズ番組のスポンサー日南商事のマニラ駐在員三宅（佐藤允）が出迎える。三宅は、招待者は一人だけだからと弘子だけをつれて去り、残された泰三は、機内で知りあったデザイナーの卵の清美（尾崎奈々）を弘子の身替りにして、マリの案内で市内見物にでかけた。その夜、弘子が決められたスケジュールに従って三宅とホテルを出たあと、泰三と清美は夜の街へとくりだした。一方、三宅と一緒の弘子は、クラブで泰三そっくりのフィリピン人アポカバーナに会った。彼は弘子を情熱的に別荘に誘った。泰三と弘子は次の日それぞれ口実をつくって旅先のアバンチュールに胸をときめかせ、アポカバーナの別荘へおもむいた・・・。