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【作品データベース】カラテ大戦争 からてだいせんそう

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・90分
海外の支部設立、勢力拡張を悲願とする日本カラテ界の輿望をにない、その先兵として香港、タイでロマンを求める男の姿を描いたストーリー。脚本は神波史男と南部英夫による共同執筆、監督も南部英夫、撮影を満井坦彦がそれぞれ担当している。

STORY
大神達矢(真樹日佐夫)が師範をつとめる極限流カラテは無類の強さを誇っていた。ある日、大神は極限流の創設者・東坊徹源(大滝秀治)の娘の礼子(夏樹陽子)に無礼を働くプロレスラーを殴って瀕死の重傷をおわせ、その責任をとって姿を消した。それから三年後、礼子はタクシーの運転手をしていた大神と再会する。日本空手協会の荒木会長(安部徹)と空手界をバックにする政治家・相馬勇人(金子信雄)は、空手の香港、タイ進出をもくろんでいた。極限流の勢力拡張を夢みていた東坊にその話がもちこまれ、その先兵として大神に白羽の矢がたてられた。必死にとめる礼子も退け大神は、すさまじい訓練を重ねる。香港拳法を牛耳る陳張力は、女カンフーの鈴蘭(白氷氷)をナイトクラブの歌手として日本に潜入させ、大神の動向をさぐらせた。香港に向かう大神を鈴蘭は尾行し、啓徳空港に着くと言葉たくみに工場へ大神を誘い込む。鈴蘭は六人のカンフー使いに大神を襲わせるが、彼は6人を倒してしまうのだった。それからバンコックへ飛んだ大神はタイ式キックの現役ミドル級チャンピオン・チューチャイ(タッポ・ドウサイ)に挑戦し、彼を蹴り倒す。さらに大神は、国民的英雄で史上最強のミドル級チャンピオン言われるキング・コブラ(ダーム・ダサコーン)にデス・マッチの挑戦をうける。礼子はバンコックに飛び大神に愛を告白する。その夜、礼子は美しい裸身を大神に捧げた。メナム河に朝日が昇り始めた頃、大神とコブラは巨大な寝仏が横たわる荒野でむかい合った・・・。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
真樹日佐夫
大滝秀治
夏樹陽子
金子信雄
- スタッフ -
原作:大山倍達
原作:梶原一騎
監督:南部英夫
脚本:神波史男
脚本:南部英夫
撮影:満井坦彦
音楽:鏑木創

配給:松竹
©1978「カラテ大戦争」製作委員会

ジャンル:現代劇