映画・アニメの世界

【作品データベース】魚影の群れ

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・141分
青森県下北半島最北端の漁港を舞台に、厳しい北の海で小型船を操り、孤独で苛酷なマグロの一本釣りに生命を賭ける海の男達と、寡黙であるが情熱的な女達の世界を描く。幾度か映画化を企画されながら断念されてきた吉村昭の原作を、相米慎二監督がついに壮大なスケールで製作。

STORY
小浜房次郎(緒形拳)は、娘トキ子(夏目雅子)が結婚したいと言った、町で喫茶店をやっている青年・依田俊一(佐藤浩市)に会った。彼は養子に来て漁師になっても良いと言う。マグロ漁に命賭けで取り組んできた房次郎は、簡単に漁師になると言われて無性に腹を立てた。店をたたみ大間に引越してきた俊一は、毎朝、房次郎の持ち船(第三登喜丸)の前で待ち受け、マグロ漁を教えて欲しいと頼む。十日以上も俊一を無視し続けた房次郎が、一緒に船に乗り込むのを許したのはエイスケ(五代目三遊亭圓楽)の忠告に従ったからだった。エイスケに指摘されたとおり、房次郎はトキ子が、家出した妻アヤ(十朱幸代)のように自分を捨てて出て行くのではないかとおびえていた。数日間不漁の日が続き、連日船酔いと戦っていた俊一がようやくそれに打ち勝ったある日、遂にマグロの群れにぶつかった。そして、餌がほうりこまれた瞬間、絶叫がおきた。マグロが食いつき凄い勢いで引っ張られる釣糸が俊一の頭に巻きついたのである。またたく間に血だらけになり俊一は助けを求めるが、房次郎はマグロとの死闘に夢中だった。一時間後、マグロをようやく仕留めた房次郎の見たのは俊一の憎悪の目だった。数ヶ月間入院した後、俊一はトキ子と一緒に町を出ていった・・・。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
緒形拳
夏目雅子
十朱幸代
- スタッフ -
原作:吉村昭
監督:相米慎二
脚本:田中陽造
撮影:長沼六男
音楽:三枝成章

配給:松竹
©1983松竹株式会社

ジャンル:現代劇