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【作品データベース】必殺!ブラウン館の怪物たち ひっさつ!ぶらうんやかたのかいぶつたち

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・122分
前作の劇場公開版『必殺!』に更にグレードアップしたスケールで迫るヒット作。大仕掛けを満載して古都京都、神戸異人館を舞台に外人殺し屋、忍者、サーカス団と登場し、思いもつかないアイディアと軽快なテンポのスーパーアクション。

STORY
南町奉行所同心、中村主水(藤田まこと)は役所では昼行燈と馬鹿にされ、家でも姑のせん(菅井きん)、女房のりつ(白木万理)に頭の上がらない。しかし実は奥山神影流の使い手で、裏稼業として金を貰って恨みを晴らす仕事人をしていた。ある夜、品川宿で彼が警護にあたっていた御公儀御用早駕篭が襲われ、密書が奪われた。天下を狙うものは必ず京都の帝を利用するが、徳川家康はそれを防ぐため秘かに京都黒谷に屋敷を築き、いざという時、帝を京都御所もろとも爆破し得る恐しい仕掛けを設けていた。密書は代々将軍家に伝えられてきたその屋敷の権利書、絵図面である。老中稲葉正邦(平幹二朗)は急遽、筆頭同心、田中(山内としお)と主水に京都への出立を命じ、さらに伊賀忍者の末えいのお庭番、藤林辰之進(森田健作)、百地お千(柏原芳恵)にも同じ命令を伝えた。旅を急ぐ田中と主水の前に、仕事人の仲間の加代(鮎川いずみ)が現われた。品川宿の事件の真相究明のため、元締のおりく(山田五十鈴)をはじめ、順之肋(ひかる一平)、政(村上弘明)、竜(京本政樹)たち仲間が主水を追って京に向っていると言う。箱根芦の湯で、主水は上方いで湯めぐりを楽しむせんとりつに会う。黒谷屋敷には徳川家の秘密を守るため、代々お守番をしてきた服部佐一郎(沖田浩之)、お時(塩沢とき)、小太(竜小太郎)、お国(兵藤ゆき)等がいて、主水たちは仕掛けを調べるどころでない。品川宿の件は佐一郎たちが起こしたのであり、お守番の馬鹿馬鹿しさに気づいたのだった。彼らは屋敷を売って自分たちの理想郷を作ろうとするのだった。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
藤田まこと
山田五十鈴
京本政樹
鮎川いずみ
- スタッフ -
監督:広瀬襄
脚本:吉田剛
撮影:石原興
音楽:平尾昌晃 ほか

配給:松竹
Ⓒ1985松竹/朝日放送

ジャンル:時代劇