映画・アニメの世界

【作品データベース】グリーンボーイ ぐりーんぼーい

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・106分 
交通事故に遭って半身不随となった息子を励ますために、再びグリーンボーイ(4回戦ボーイ)を目指す元ボクサーの姿を描いた感動作。『おれは男だ! 完結編』に続いて森田健作が製作・総指揮を務める青春映画第2弾で、脚本は『恋はいつもアマンドピンク』の三村渉が執筆。監督は『おれは男だ! 完結編』の石山昭信、撮影は山口鉄雄がそれぞれ担当している。主題歌は、森田健作(「針路」)。

STORY
八百屋を営む神谷大介(森田健作)は39歳の元ボクサーで、妻と別れてから10歳の息子・広志(福原学)と二人暮らしをしている。近所の食堂の主人・すぎさん(谷幹一)が大介に見合いの話を持ってきたが、その相手は広志の新しい担任の牧瑛子(山崎尚子)だった。若くて美しく気だてのよい瑛子を大介も広志も気に入るが、ある晩思いがけない事故が神谷家に起こった。大介がすぎさんと酒を飲んだ店が暴力バーで、不足金を広志に持ってくるよう電話で命じた。その時、慌てた広志が交通事故に遭い、半身不随になってしまったのだ。明るい性格の広志は初めのうちリハビリに精を出していたが、だんだんひねくれるようになる。大介は責任を感じ、自分も再びグリーンボーイ(4回戦ボーイ)を目指すことで苦労を共にしようとする。広志の命には別状はないが、リハビリを怠れば一生車椅子の生活を強いられることになるかもしれない。試合の日、客席には広志の姿もあったが、大介は善戦むなしく敗れてしまう。しかし、その瞬間広志は立ち上がり、大介の元へ歩き始めたのだった。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
森田健作
福原学
山崎尚子
京本政樹
- スタッフ -
原案:森田健作
監督:石山昭信
脚本:三村渉
撮影:山口鉄雄
音楽:佐藤勝

配給:松竹

ジャンル:現代劇