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【作品データベース】喜多郎の十五少女漂流記 きたろうのじゅうごしょうじょひょうりゅうき

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・122分 
無人島に取り残された15人の少女の冒険と友情を描いた青春映画。ジューヌ・ベルヌの「十五少年漂流記」をモチーフに、テレビドラマ『ADブギ』の遊川和彦が原作を執筆。脚本は『十五少女漂流記』脚本委員会。監督は本作がデビューとなるTBSディレクターの吉田健。撮影は『修羅の伝説』の佐々木原保志がそれぞれ担当。

STORY
交換留学生としてインドネシアを訪れていた15人の少女、千夏(奥山佳恵)、未来(山本未來)、智美(岡崎葉)、利絵子(牧野利絵子)、麻里子(武田春美)、玉恵(鈴木美恵)、純(池内心)、桜(北辻志保)、桂(小牧芽美)、靖子(斎藤友美)、可奈子(浅野麻衣子)、水磨子(山口令湖)、留里(野村留里)、優貴(武内優貴)、綾(田山真美子)。普通の観光コースに退屈した彼女らは、無人島へ冒険に出掛けるが迎えの船が沈没し、取り残されることになる。やがて千夏をリーダーに15人の少女は自分達で掟を作り、自活を始める。ところが千夏の強引なやり方に未来はついていけず、彼女はひとり暮らしをしてしまう。そんな中、重大事件が発覚。麻里子が妊娠していたのだ。そしてさらに追い打ちをかけるように千夏の妹、利絵子が海でおぼれて死んでしまう。深く落ち込む千夏。そんな彼女を慰めてくれたのは未来だった。自然がようやく千夏の心を癒そうとしていたが、そんな時、火事で家が焼けてしまい、動揺した麻里子が自殺しようとする。彼女らに辛い事件がどこまでも襲い掛かってくるのだった。だが、この事件をきっかけに千夏は立ち直り、少女達も生まれてくる新しい命のためにもう一度家を作ろうと、絶望の縁から立ち上がっていく。やがて麻里子が男の子を出産。少女達は生命の尊さを実感していく。ある日、利絵子の墓の前に立っていた千夏は海に船の姿を見つける。そしてようやく救助される少女達。そして彼女らは無人島を後に東京へと帰っていくのだった。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
奥山佳恵
山本未來
岡崎葉
牧野利絵子
- スタッフ -
原作:遊川和彦
監督:吉田健
脚本:「十五少女漂流記」脚本委員会
撮影:佐々木原保志
音楽:喜多郎

配給:松竹
©1992 AMUSE INC/TBS

ジャンル:現代劇