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【作品データベース】BLACK JACK ぶらっく じゃっく

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・93分
医師免許を持たない名医ブラック・ジャックが、新種の病原菌に挑むメディカル・サスペンス・アニメーション。監督は同作品のOVAも手掛けている出崎統。手塚治虫の同名コミックを原作に、「原由子☆眠れぬ夜の小さなお話」の森絵都と出崎が共同で脚本を執筆した。声の出演に「土俵の鬼たち」の大塚明夫や、宝塚出身で、女優のほかにテレビ・アニメ『るろうに剣心』などで声優としても活躍している涼風真世らがあたっている。

STORY
世界中で超人類ブームが起こっていた。従来の人間では考えられない集中力でパワーを発揮する彼らは、オリンピックや芸術の分野で次々に脅威的な活躍をみせる。ところが、実は彼らはある病気に冒されていた。超人類と呼ばれる人たちの入院管理をしているブレーン製薬のジョー・シーゲルから、彼らの体に巣くう病原菌の原因究明と手術を依頼されたブラック・ジャックは、その病原菌が脳下垂体の中に入り込んで、大量のエンドルフィンを分泌させていることを発見する。しかし、そもそも病原菌を彼らに移植して人体実験を行っていたのがジョーの仕業であることを、戦う医師団“M・S・J”のメンバーによって知らされたブラック・ジャックは、その非人道的なジョーのやり方に腹を立て、研究をおりようとした。ところが、ジョーはすでにブラック・ジャックの体内にその病原菌を植えつけてしまっていた。研究を続行しなければ自らの命も危険にさらされてしまうと知り、ブラック・ジャックは、ジョーがその菌を発見したという砂漠に赴いて、それがフルジウムという花の花粉であることをつきとめる。しかし、ジョーは行きすぎた研究を非難されて、ブレーン製薬の会長の刺客によって射殺された。ブラック・ジャックも体に入り込んだ病原菌に次第に蝕まれていく。だが、彼は長い間砂漠に住んでいる砂漠の民によって、命を救われた。彼らは、その花粉の抗体を知っていたのである。抗体を手に入れたブラック・ジャックは、瀕死の状態の超人類たちを救うと、ピノコとふたりで再び闇の医療の世界へと戻っていった。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
大塚明夫
水谷優子
涼風真世
- スタッフ -
原作:手塚治虫
監督:出崎統
脚本:森絵都
脚本:出崎統
音楽:川村栄二
制作:手塚プロダクション

配給:松竹
©︎1996 手塚プロダクション/松竹

ジャンル:アニメ