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【作品データベース】HINOKIO ひのきお

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・111分 
心を閉ざし、遠隔操作ロボットでしか外界との接触を図れない少年が、やがてロボットの助けにより成長していく姿を描いた青春ドラマ。監督は、「FINAL FANTASY」などのVFXアートディレクターを経て、本作で監督デビューを果たした秋山貴彦。秋山監督自身による原案を基に、『つきことしらたま~ときめきダンシング~』の米村正二と秋山監督、『モスラ3 キングギドラ来襲』の末谷真澄が共同で脚色。撮影を『いつかA列車に乗って』の岡雅一が担当している。主演は、『Moon Child』の本郷奏多と『メールで届いた物語 CHANGE THE WORLD』の多部未華子。

STORY
突然の事故で母親を亡くし、そのショックからリハビリも拒否。車椅子生活を続ける不登校の小学生・サトル(本郷奏多)は、ある日、技術者の父親・薫(中村雅俊)が開発した遠隔操作ロボット“H-603による代理登校を始める。材料に檜が使われているところから、クラスメイトに“ヒノキオと言うあだ名をつけられたサトル。やがて、彼はヒノキオを通じてクラスの女ガキ大将・ジュン(多部未華子)とその子分、丈一(村上雄太)と健太(加藤諒)と心を通わせるようになっていく。だがそんな矢先、ジュンの突然の転校が決まり、更にH-603が軍事目的に開発された戦闘用ロボットだと言う虚実の判らない記事がクラスにバラ撒かれた。再び心に傷を受け絶望したサトルは、ヒノキオを踏切に飛び込ませるが、父のコンピュータから“感覚フィードバックシステムをヒノキオに勝手にインストールしていた為、サトル自身も瀕死の重傷を負ってしまう。しかし、臨死体験の中で母親(原田美枝子)と再会した彼は、心癒され励まされ、奇跡の生還を果たすのだった--。四月、中学生になったサトルは自身で登校するまでに快復。そこで、ジュンと再会を果たす。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
中村雅俊
本郷奏多
原田美枝子
牧瀬里穂
- スタッフ -
原案:秋山貴彦
監督:秋山貴彦
脚本:秋山貴彦
脚本:米村正二
脚本:末谷真澄
撮影:岡雅一
音楽:千住明

配給:松竹
©2005HINOKIO FILM VENTURER

ジャンル:現代劇