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【作品データベース】武士の一分 ぶしのいちぶん

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・121分
山田洋次監督による『たそがれ清兵衛』『隠し剣 鬼の爪』に続く、藤沢周平原作小説の映画化。役目のため失明した下級武士を支える妻と中間、そして一分を通すため復讐に挑む侍の姿を描く。主役の武士に木村拓哉。その妻に映画初出演の壇れいが扮し、新鮮な存在感を見せている。夫婦の愛の物語であり、白刃閃く復讐譚でもあるこの異色作は、山田時代劇三部作のフィナーレを飾るに相応しいまぎれもない最高傑作である。


STORY
三村新之丞(木村拓哉)は、近習組に勤める下級武士。毒見役という役目に嫌気がさしながらも、美しい妻・加世(檀れい)と中間の徳平(笹野高史)と平和な毎日を送っていた。ある日、毒見の後、新之丞は激しい腹痛に襲われる。あやうく一命はとりとめたが、高熱にうなされ、意識を取り戻した時は、視力を失っていた。人の世話なしで生きられなくなった自分を恥じ、一度は命を絶とうとしたが、加世と徳平のために思い留まった。ある日、加世が外で男と密会しているという噂を聞く。新之丞は徳平に尾行をさせ、加世が番頭・島田(十代目坂東三津五郎)と密会していることを知る……。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
木村拓哉
檀れい
笹野高史
十代目坂東三津五郎
- スタッフ -
原作:藤沢周平
監督:山田洋次
脚本:山田洋次
脚本:平松恵美子
脚本:山本一郎
撮影:長沼六男
音楽:冨田勲

配給:松竹
©2006「武士の一分」製作委員会

ジャンル:時代劇