蒼き狼　地果て海尽きるまで

公開日：2007年3月3日（土）

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・136分
モンゴル建国の英雄チンギス・ハーンの生涯を、角川春樹の製作総指揮の下、総製作費３０億円、モンゴルで長期オールロケを敢行し、壮大なスケールで映画化した超大作。監督は澤井信一郎。反町隆史が、青年期以降のハーンことテムジンを演じる。

STORY
モンゴル部族の長の第一子として生まれ、彼らの始祖”蒼き狼”の生まれ変わりと言われたテムジン＜後のチンギス・ハーン＞（反町隆史）は、部族の未来を担う存在として大切に育てられた。ところが、１４歳で父親を対立する部族に殺されると、すべてが一変する。母親が敵から略奪された身であることを理由に、父の部下たちに見捨てられたのだ。その上、母は父と出会う前にすでにテムジンを宿していたのではないかという疑いまで向けられる。しかし、不屈の魂を持つテムジンは、母と弟妹たちを守るため、様々な困難に決然と立ち向かうのだった。やがてテムジンのリーダーとしてのカリスマ性に心酔する者たちが集まり、ひと目で恋におちたポルテ（菊川怜）を妻に迎え、テムジンは着々と勢力を拡大していった。しかし、モンゴルを統一するという壮大な夢に向かって踏み出した時、ポルテを敵の部族に略奪されてしまう。１０ヶ月後、ようやく妻を救出した時には、彼女は妊娠し既に臨月を迎えていた。やがて生まれた自分の子かどうかわからない赤ん坊を、テムジンはジュチ（よそ者）と名づける。再び繰り返される宿命に苦悩するテムジン。やがて成長した息子ジュチ（松山ケンイチ）にテムジンは過酷な任務を与えるのだが・・・。