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【作品データベース】伝染歌 でんせんうた

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・119分
2004年に『着信アリ』をヒットさせた秋元康が、欧州の“自殺ソング”の伝説を基に企画したホラー。松田龍平、伊勢谷友介ら豪華俳優陣に加え、人気ユニットAKB48が女子高生役で出演。

STORY
昼下がりの学校で、突然の自殺を遂げた女子高生、香奈(前田敦子)。その場に居合わせた、あんず(大島優子)は、その瞬間、香奈が不気味な歌を口ずさんでいるのを聞く。白昼堂々、公衆の面前で起きた女子高生の自殺劇に、マスコミの間では、「いじめがあったのでは?」との憶測が飛び交う。時を同じ頃、三流風俗雑誌『月刊MASACA』の編集部員の陸(松田龍平)は、街で、歌うと死ぬという“伝染歌”の噂を耳にする。10年前に発売された「僕の花」を聞いて歌ったものは、みんな自殺してしまう。いっけんありがちな都市伝説にも思える噂であったが、何かに突き動かされた陸は、他の編集部員の力を借りながら、その謎を追いかける。あんずも、香奈が最後に口ずさんでいた歌が気になり、学校の仲間と香奈の周辺から謎を追い始める。運命の糸に操られるかのように出会う陸とあんず。香奈の親友であった朱里(秋元才加)と陸の兄的存在である編集部員太一(伊勢谷友介)の4人によって物語のスピードは加速する。飛び火する学校内での連鎖自殺。あんずが見てしまう白い服をきている女の子の存在。死への引導か?呪いか?確実に関わったもの全員にそれは迫ってくる。その歌を歌ってしまった。女子高生達は?その歌を歌ってしまった編集部員たちは?その歌を歌ってしまった市井の人々は?元凶は曲を作ったプロデューサーか?作曲家か?ダミアの「暗い日曜日」との関係性は?全ての謎が絡まりだし、答えが見つからないと思えたとき、あんずが、その歌の意味にきづく。歌にこめられた意味とは?伝染歌とは?なぜ歌えば死ぬとわかっているにもかかわらず、人は歌ってしまうのか?その歌が伝えるのは、絶望か希望か?その答えは驚くような結末にある。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
松田龍平
大島優子
秋元才加
小嶋陽菜
- スタッフ -
原作:秋元康
監督:原田眞人
脚本:羽原大介
脚本:原田眞人
撮影:藤澤順一
音楽:蓜島邦明

配給:松竹
©2007「伝染歌」フィルムパートナーズ

ジャンル:現代劇