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【作品データベース】RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語 れいるうぇいず よんじゅうきゅうさいででんしゃのうんてんしになったおとこのものがたり

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・130分
中井貴一が、50歳を目前にして子供の頃からの夢だった電車の運転士を目指し、家族との絆を取り戻していく男に扮した感動ドラマ。島根東部を走る電車とその田園風景が心を和ませる。

STORY
大手家電メーカーの経営企画室室長、筒井肇(中井貴一)は、仕事に追われる日々を送っていた。50歳を目前に、取締役への昇進を告げられる中、課せられたのは工場整理という名のリストラ、その対象は同期入社の川平(遠藤憲一)が工場長を務める工場だった。合理化を説き、本社への異動を薦める肇に対し、川平は「俺がやりたい仕事は物作りだ」と譲らず、退職の道を選ぶ。川平のやりたい仕事という言葉は、肇の心に、何かを残していった。ある日、故郷の島根で一人暮らしをしている母・絹代(奈良岡朋子)が倒れたという連絡が入った。急いで田舎に帰ったものの、軽度の心筋梗塞だと聞き、翌日には東京へ戻る、肇と由紀子。仕事ばかりの両親に、倖は「婆ちゃんより大切な仕事なんて無い!」と反発するが、肇は取り合わない。そんな折、川平の交通事故死の知らせが突然入る。さらに母に、悪性の腫瘍が見つかったことを医師から告げられ、肇はひどく動揺する。呆然と帰った故郷で、家業のしじみ漁に励む同級生の了(中本賢)の誇らしげな姿や、都会とは違う田舎のゆっくりとした時間の流れを全身で感じる肇。がらんとした実家で、肇はかつて必死に集めていた電車の切符を見つける。母親が未だ大切にとってくれている切符…。肇は子供の頃、一畑電車の運転士になるのが夢だったことを思い出す。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
中井貴一
高島礼子
本仮屋ユイカ
三浦貴大
- スタッフ -
監督:錦織良成
脚本:錦織良成
脚本:ブラジリィー・アン・山田
脚本:小林弘利
撮影:柳田裕男
音楽:吉村龍太

配給:松竹
©2010「RAILWAYS」製作委員会

ジャンル:現代劇