《ロメオとジュリエット》現地メディア評

2024年4月16日 火曜日

ベンジャマン・ベルナイムとネイディーン・シエラは、題名役で輝きを放ち、まるで夢のようだった。シエラは甘美で、可憐で、声を自由自在に操っていた。また、華やかな一連の高音は、流れる黄金のように紡がれていた。ベルナイムは詩人肌の歌い手で、瑞々しい声を優雅に使いこなし、音域の切り替えはバターのように滑らかだった。―――The New York Times CRITIC’S PICK

 

 

 

メトロポリタン・オペラは、《ロメオとジュリエット》でネイディーン・シエラとベンジャマン・ベルナイムという理想的なペアを迎えて観客の心を掴み、またもや大成功を収めた。ベルナイムがジュリエットの部屋の窓に向かって歌う〈昇れ太陽よ〉には、うっとりと心奪われるが、同時にそれがつかの間の情熱ではないことも知らしめた。また、シエラの決意に高鳴る声は、巨大なオペラハウスを難なく満たした。 2人の4曲のデュエットは、深い魅力に満ちており、今後何年も語り継がれることになるだろう。―――Observer

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