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R・シュトラウス《アラベッラ》

Arabella - R. Strauss

上映期間
2026年26日(金)~212日(木)

※東劇のみ2/19(木)までの2週上映

《アラベッラ》に関する最新情報

2025年11月04日
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1860年のウィーン貴族社会の恋物語を、洗練極めた台本と音楽と演出で追体験し、最後は幸福感に包まれる

破産寸前の両親の下、姉妹の恋愛模様はとんだ経緯をたどる。だが、ホーフマンスタールの脚本をR・シュトラウスが洗練された華麗な音楽で彩った悲喜劇は、観る人すべてを幸福な気持ちに導く。2025年1月に没したO・シェンクの気品ある古典的演出で、1860年ごろのウィーン貴族社会に誘われるのも粋だ。歌手には高度な技術が要るが、題名役デビューのR・ウィリス=ソレンセン、妹役L・アルダー、伯爵役T・コニエチュニら万全の布陣。

指揮:
ニコラス・カーター
演出:
オットー・シェンク
出演:
レイチェル・ウィリス=ソレンセン、ルイーズ・アルダー、パヴォル・ブレスリック、トマシュ・コニエチュニ、ブリンドリー・シェラット
上映時間:
3時間44分(休憩2回)
MET上演日:
2025/11/22
言語:
ドイツ語
※ スケジュールは余儀なく変更されることがございます。

《アラベッラ》のあらすじ

19世紀半ばのウィーン。退役軍人ヴァルトナー伯爵一家は破産寸前で、婚姻費用もない。そこで、下の娘ズデンカは 男装させ、 長女アラベッラは玉の輿に載せたいが、彼女は言い寄る男に無関心だ。ズデンカの友人マッテオもその1人だった。その後、アラベッラはも大地主マンドリカの求婚を受け入れるが、失恋したマッテオは絶望する。彼に恋したズデンカは心配し、姉の部屋の鍵と偽って自分の部屋の鍵を渡すが、それを立ち聞きしたマンドリカは裏切りと思って逆上し…。

第1幕

1860年、ウィーン。ヴァルトナー伯爵夫妻の二人の娘のうち妹のズデンカは、訳あって息子ズデンコとして育てられている。姉アラベッラは求婚者が後を絶たないが、望む相手は現れない。求婚者のうちの一人、マッテオに恋するズデンカは、彼に同情し姉の筆跡を真似て恋文を送っていた。ヴァルトナー伯爵のもとに、裕福な旧友の甥で相続人のマンドリカが現れる。彼は、伯爵が亡くなった叔父に送ったアラベッラの肖像画に心を奪われてやってきたのだった。

第2幕

ヴァルトナー伯爵はアラベッラをマンドリカに紹介し、二人は一目で恋に落ちる。アラベッラは彼からの愛の告白を受け入れるが、今夜だけは自由に過ごさせてほしいと頼む。アラベッラが求婚者たちに別れを告げている間、マンドリカは一人で離れて待つ。他方、ズデンカはマッテオに鍵を渡し、それはアラベッラの寝室の隣のドアを開ける鍵であり、今夜遅くにアラベッラがそこで彼に会うと告げる。この会話を立ち聞きしたマンドリカは激怒する。

第3幕

アラベッラだと思い、暗い部屋で誰かと過ごしてきたマッテオは、彼女に冷たい態度をとられ困惑する。そこにヴァルトナー夫妻と一緒にマンドリカが現れる。マッテオが鍵を渡された人物だと気づいたマンドリカは、アラベッラが裏切ったと確信する。そこへズデンカが現れ、マッテオと一夜を共にしたと告白。マッテオはズデンカに恋していることを悟り、結婚を誓う。アラベッラは自分を信じなかったマンドリカを許し、二人は愛を確認しあう。

作品解説・あらすじ概要執筆:香原斗志(音楽評論家)

キャスト&スタッフ

  • ニコラス・カーター

    Nicholas Carter

    《指揮》

     

    ニコラス・カーター

    Nicholas Carter

    《指揮》

    幅広い時代、様式の作品をそれぞれ見事に描き分け、深掘りできる指揮者。1985年に豪メルボルンで生まれ、幼少期からヴァイオリンとピアノを学び、9歳でオーストラリア国立少年合唱団に参加。その後、メルボルン大学でピアノと声楽を学んだ。2009年にシドニー交響楽団副指揮者に選ばれて以降、オペラと交響曲の両分野で活躍は目覚ましく、26-27シーズンからシュトゥットガルト州立歌劇場音楽総監督に。22年の《ハムレット》でMETデビュー。

  • オットー・シェンク

    Otto Schenk

    《演出》

     

    オットー・シェンク

    Otto Schenk

    《演出》

    その時代に迷い込んだと錯覚させるほど細部までリアルな舞台にこだわった演出家。1930年、オーストリアに生まれた。俳優としてキャリアをはじめた後、ウィーンの小劇場で演出を手がける。57年、《魔笛》でオペラの演出に進出。ウィーン国立歌劇場の常任演出家を務め、68年、《トスカ》でMETデビュー。METでは80年代後半制作のワーグナー《ニーベルングの指環》の演出が記憶に残り、LVでも《ルサルカ》や《タンホイザー》など名作を見せた。2025年1月に没した。

  • レイチェル・ウィリス=ソレンセン

    Rachel Willis-Sørensen

    《アラベッラ》

     

    レイチェル・ウィリス=ソレンセン

    Rachel Willis-Sørensen

    《アラベッラ》

    ソプラノ

    ドラマティックな深い声を徹底制御できるソプラノ。あらゆる音域で表現が自在だ。1984年に生まれ、米ワシントン州で育つ。ブリガムヤング大学で声楽と教育学を学んだ。ヒューストン・グランド・オペラでのいくつかの役を経て、2011-12シーズンに英国ロイヤル・オペラに《フィガロの結婚》伯爵夫人役でデビュー。19年には同歌劇場の日本公演で《ファウスト》マルグリート役を歌い、鮮烈な印象を残した。METデビューは14年の《フィガロの結婚》。

  • ルイーズ・アルダー

    Louise Alder

    《ズデンカ》

     

    ルイーズ・アルダー

    Louise Alder

    《ズデンカ》

    ソプラノ

    芯がある華麗な声を超高音域まで自在に響かせるソプラノ。1986年にロンドンの、父が歌手で母がヴァイオリニストという音楽一家に生まれ、幼少期からヴァイオリンを学ぶ。エディンバラ大学 卒業後、王立音楽大学でオペラを学び、初代キリ・テ・カナワ奨学生。2014年から19年、フランクフルト歌劇場に所属して幅広い役を経験。同時に世界の一流劇場に続々とデビューした。R・シュトラウスのオペラでは特に評価が高い。今回がMETデビュー。

  • パヴォル・ブレスリック

    Pavol Breslik

    《マッテオ》

     

    パヴォル・ブレスリック

    Pavol Breslik

    《マッテオ》

    テノール

    叙情性に満ちた広がりのある声を柔軟に、かつ力強く響かせるテノール。1979年にスロバキアで生まれ、バンスカ・ビストリツァの芸術アカデミーで学ぶ。2000年にドヴォルザーク・コンクール第1位。ベルリン州立歌劇場の専属となり、その間、ドイツ『オペルンヴェルト』誌で最優秀若手歌手に選ばれる。06年以降は欧米各地の主要劇場で活躍。2024年には新国立劇場の《魔笛》でタミーノを歌った。METデビューは09年の《ドン・ジョヴァンニ》。

  • トマス・コニエチュニ

    Tomasz Konieczny

    《マンドリカ》

     

    トマス・コニエチュニ

    Tomasz Konieczny

    《マンドリカ》

    バスバリトン

    滑稽な役から凶暴な悪役まで表現自在のバスバリトン。1972 年にポーランドで生まれ、俳優として活動した後 、ワルシャワのショパン音楽大学、ドレスデンのカール・マリア・フォン・ウェーバー音楽大学で声楽を学ぶ。リューベック歌劇場等を経て世界に羽ばたいた。METデビューは2019年《ラインの黄金》のアルベリヒ役。ウィーン国立歌劇場公演《ワルキューレ 》のヴォータン役など来日も多い。LV24-25では《フィデリオ》の悪役ドン・ピツァロが強烈だった。

  • ブリンドリー・シェラット

    Brindley Sherratt

    《ヴァルトナー伯爵》

     

    ブリンドリー・シェラット

    Brindley Sherratt

    《ヴァルトナー伯爵》

    バス

    独特の甘さを湛えた並外れた響きを自在に操り、性格的な役柄に深みをあたえるバス。1965年、英ランカシャー州に生まれ、王立音楽アカデミーではトランペットを学んだ。経験を積むべく参加した声楽コンクールで優勝して歌手に。BBCシンガーズを経て、ウィーン国立歌劇場や英国ロイヤル・オペラなどの檜舞台に進出した。METデビューは2015年の《放蕩者のなりゆき》のドゥルーラブ役。《アラベッラ》のヴァルトナー伯爵役は《ばらの騎士》のオックス役と並ぶ当たり役だ。

プロフィール執筆:香原斗志(オペラ評論家) 

上映劇場

  • ※下記は、METライブビューイング シーズン上映の上映劇場です。
  • ※座席指定券の発売スケジュールは各上映劇場にお問合せ下さい。
  • ※すべて日本語字幕付き。
地域 劇場名 TEL 上映開始時間(1日1回上映) 劇場Webサイト
北海道 札幌シネマフロンティア TEL:011-209-5400 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
宮城 MOVIX仙台  TEL:050-6865-6205 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
千葉 MOVIX柏の葉 TEL:​050-6865-3401 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
埼玉 MOVIXさいたま TEL:050-6865-4351 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
埼玉 T・ジョイエミテラス所沢 TEL:04-2909-9250 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
東京 東劇  TEL:03-3541-2711 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。
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東京 新宿ピカデリー TEL:050-6861-3011 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
東京 MOVIX昭島 TEL:050-6861-0325 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
東京 109シネマズ二子玉川 TEL:0570-077-109 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
東京 T・ジョイPRINCE品川 TEL:03-5421-1113 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
神奈川 109シネマズ川崎 TEL:0570-007-109 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
神奈川 横浜ブルク13 TEL:045-222-6222 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
神奈川 109シネマズ湘南 TEL:0570-016-109 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
愛知 ミッドランドスクエア シネマ  TEL:052-527-8808 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
京都 MOVIX京都 TEL:050-6865-3125 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
大阪 大阪ステーションシティシネマ TEL:050-6861-8100 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
大阪 なんばパークスシネマ TEL:050-6864-7125 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
兵庫 kino cinéma 神戸国際 TEL:078-230-3580 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
広島 109シネマズ広島 TEL:0570-002-109 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
福岡 kino cinéma天神 TEL:092-406-7805 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
熊本 熊本ピカデリー TEL:050-6861-7645 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する

鑑賞料金

一般料金

3,700円(税込)

学生料金

2,500円(税込)

特別鑑賞
ムビチケカード3枚セット

9,600円(税込)

  • ※一回鑑賞券3枚セット ※《トリスタンとイゾルデ》のみ使用不可

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  • 販売期間:2025年8月22日(金)~2026年7月22日(水)
  • 販売場所:各上映劇場歌舞伎座新橋演舞場大阪松竹座南座「メイジャー」「MOVIE WORKER STORE」にて販売!
  • [歌舞伎座、新橋演舞場、南座、大阪松竹座はムビチケカードの購入時現金決済のみ。映画館での決済方法は、各映画館により異なります。]
  • ※ 「メイジャー」「MOVIE WORKER STORE」では、2026年7月10日(金)までの販売です
  • ※2025-26シーズンのみに使用可。※数量限定 ※ご購入当日にはご利用いただけませんので、事前にお買い求めください。※ご覧になる映画館の座席指定券との交換が必要です。※劇場窓口、自動券売機、インターネット(各上映映画館のHP)から座席指定が可能です。※一部、自動券売機、インターネットで座席指定できない劇場がございますのでご了承ください。
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