7

チャイコフスキー《エフゲニー・オネーギン》

Eugene Onegin - Tchaikovsky

上映期間
2026年612日(金)~618日(木)

※東劇のみ7/2(木)までの3週上映

叙情的な名旋律で綴られた切ないすれ違いの物語。 A・グリゴリアンら現代最高の歌い手で忘れがたい名演に

チャイコフスキーならではの名旋律で綴られた、人生を悲観する青年貴族と無垢な少女の、愛のすれ違いの物語。内面がデリケートに描かれた格調高い叙情劇は、だれもの心に染み入り、上演ごとにオペラファンを増やしている。今回はオネーギン役のI・ゴロヴァテンコが格調高く熱唱し、タチヤーナ役のA・グリゴリアンが揺れる娘心を変幻自在に深掘りする。すれ違いの切なさは、ロシア出身の指揮者T・ザンギエフが若い感性で倍増させるだろう。

指揮:
ティムール・ザンギエフ
演出:
デボラ・ワーナー
出演:
アスミック・グリゴリアン、イーゴル・ゴロヴァテンコ、マリア・バラコーワ、ステファニー・ブライズ、スタニスタス・ドゥ・バルベラック、アレクサンドル・ツィムバリュク
上映時間:
約4時間5分(休憩2回)
MET上演日:
2026/5/2
言語:
ロシア語
※ スケジュールは余儀なく変更されることがございます。

《エフゲニー・オネーギン》のあらすじ

1820年代のロシア。女地主の2人娘タチヤーナとオリガのもとへ、妹オリガの婚約者レンスキーが友人エフゲニー・オネーギンを連れて現れる。一目ぼれした 姉タチヤーナは思いを手紙にしたためるが、オネーギンは「自分は結婚に向かない男だ」と冷たい返事。しかも彼は数カ月後、タチヤーナの聖名を祝う舞踏会で、つまらない会に誘われた腹いせ にオリガとばかり踊り、レンスキーに決闘を挑まれた末、彼を撃ち殺してしまう。数年後、放浪から戻ったオネーギンは、公爵夫人となったタチヤーナに再会するが…。

第1幕

ロシア、19世紀。田舎の秋。ラーリン家の屋敷にて。未亡人のラーリナ夫人は二人の娘、タチヤーナとオルガを育てている。オルガは隣家の詩人レンスキーに求婚されていた。ある日、レンスキーがエフゲニー・オネーギンを連れて現れる。タチヤーナは彼に一目惚れする。オネーギンへの情熱的な手紙を書き、その返事を待つタチヤーナ。オネーギンは彼女の告白に心を動かされたと認めつつ、友情しか提供できないと説明する。

第2幕

ラーリン家の宴。レンスキーに付き添ってやってきたオネーギンは、退屈な宴に誘ったレンスキーへの報復としてオルガとばかり踊る。嫉妬したレンスキーはオネーギンに決闘を申し込む。宴は解散し、決闘でレンスキーは命を落とす。

第3幕

サンクトペテルブルク。決闘以来、数年間海外を旅していたオネーギンが首都に戻ってきた。舞踏会でグレーミン公爵が若い妻を紹介する。オネーギンは彼女がタチヤーナだと気づき、今も彼女を愛していることに気付く。オネーギンはタチヤーナに共に逃げるよう懇願する。タチヤーナは今も彼を愛していることを認めるが、夫のもとを離れないと告げる。オネーギンは絶望に打ちひしがれる。

作品解説・あらすじ概要執筆:香原斗志(音楽評論家)

キャスト&スタッフ

  • ティムール・ザンギエフ

    Timur Zangiev

    《指揮》

     

    ティムール・ザンギエフ

    Timur Zangiev

    《指揮》

    若い情熱のもと音楽を繊細な色彩と豊かな陰影で埋め尽くす指揮者。1994年にロシアの北オセチア共和国で生まれ、3歳から音楽を学び、7歳で管弦楽団を指揮した。2011年からモスクワのチャイコフスキー音楽院で学んで17年に卒業。驚異的なのは、すでに多くの国際的オーケストラとの共演し、さらに50以上のオペラを指揮していることで、そこにはミラノ・スカラ座で大成功した《エフゲニー・オネーギン》も含まれる。本公演がMETデビュー。

  • デボラ・ワーナー

    Deborah Warner

    《演出》

     

    デボラ・ワーナー

    Deborah Warner

    《演出》

    詩的で活力ある美しい舞台で登場人物の心理を深く掘り下げる演出家。1959年、英オックスフォードに生まれ、舞台管理を学んだ後、80年にKICK劇団を設立。主にアイルランドの女優フィオナ・ショーとの共同作業で、シェイクスピアからイプセンまで演劇の古典作品の演出を重ね、2006年に大英帝国勲章を受章。英国ロイヤル・オペラなどでオペラの演出も数多く手がけている。METの13-14年シーズンの幕開けを飾ったこの舞台は大評判を勝ちとった。

  • アスミック・グリゴリアン

    Asmik Grigorian

    《タチヤーナ》

     

    アスミック・グリゴリアン

    Asmik Grigorian

    《タチヤーナ》

    ソプラノ

    あらゆる音域で磨き抜かれた深い声を聴かせるソプラノ。どんな役にもなりきる演技力も伴う。1981年にリトアニアで生まれ、父は名テノールの故G・グリゴリアン。母国の音楽演劇アカデミーで学ぶ。2018年にザルツブルク音楽祭で《サロメ》を大成功させ、ライジングスターとしてウィーン国立歌劇場、英国ロイヤル・オペラ、ミラノ・スカラ座、バイエルン州立歌劇場などに活躍の場が一挙に広がった。LV23-24の《蝶々夫人》題名役がMETデビュー。

  • イーゴル・ゴロヴァテンコ

    Igor Golovatenko

    《オネーギン》

     

    イーゴル・ゴロヴァテンコ

    Igor Golovatenko

    《オネーギン》

    バリトン

    劇的な声を細やかに操り、どんなドラマティックな役もしっかり声を満たす傑出したバリトン。弱音の微妙な表現にも響きを保てる。1980年にロシアのサラトフで生まれ、モスクワ合唱芸術アカデミーで学んだ後、数々の国際コンクールで上位入賞を果たした。新型コロナウイルスのパンデミック終了後、世界の一流歌劇場への進出がめざましい。METデビューは2019年の《スペードの女王》。LV23-24の《運命の力》ドン・カルロ役で強い印象を残した。

  • マリア・バラコーワ

    Maria Barakova

    《オリガ》

     

    マリア・バラコーワ

    Maria Barakova

    《オリガ》

    メゾソプラノ

    艶やかな深い声を自在に操るメゾソプラノの若き大器。1998年にロシアのケメロヴォに生まれ、ノボシビルスク音楽大学を卒業。その後、ボリショイ劇場の若手芸術家育成プログラムで学び、2018年、伊ペーザロのロッシーニ・アカデミーにも参加した。その間、複数の国際声楽コンクールへの優勝を重ね、大劇場に次々と進出し、METデビューは22年《ムツェンスクのマクベス夫人》。LV23-24の《ナブッコ》フェネーナ役でも頭抜けた才能を感じさせた。

  • スタニスタス・ドゥ・バルベラック

    Stanislas de Barbeyrac

    《レンスキー》

     

    スタニスタス・ドゥ・バルベラック

    Stanislas de Barbeyrac

    《レンスキー》

    テノール

    圧倒的な息の長さに支えられたドラマティックな声を、やわらかく叙情的に操るテノール。1984年、フランス南東部アヌシーに生まれる。青年合唱団に所属後、ボルドー音楽院で学び、2008年、パリ・オペラ座の若手歌手養成所アトリエ・リリックに入る。14年に英国ロイヤル・オペラの《イドメネオ》で欧州に本格デビューし、アメリカデビューは17年、サンフランシスコ歌劇場の《ドン・ジョヴァンニ》ドン・オッターヴィオ役。19年に同役でMETデビュー。

  • アレクサンダー・ツィムバリュク

    Alexander Tsymbalyuk

    《グレーミン公爵》

     

    アレクサンダー・ツィムバリュク

    Alexander Tsymbalyuk

    《グレーミン公爵》

    バス

    地底から響くような深く豊かな声を格調高く響かせるバス。「シャリアピンの再来」という評価もある。ウクライナに生まれ、オデーサ音楽院で学び、2006年から07年にかけイタリアのザンドナイ・コンクールやモスクワのチャイコフスキー国際コンクールなどで優勝を重ねた。ハンブルク州立歌劇場を皮切りに主要劇場の常連になり、2010年、《イル・トロヴァトーレ》フェランド役でMETデビュー。24年には新国立劇場でもグレーミン公爵役を歌った。

  • ステファニー・ブライズ

    Stephanie Blythe

    《フィリピエヴナ》

     

    ステファニー・ブライズ

    Stephanie Blythe

    《フィリピエヴナ》

    メゾソプラノ

    重量感がある声で深刻にもコミカルにも表現できるメゾソプラノ。1970年に米ニューヨーク州で生まれ、幼少期からフルートを学ぶ。NYの高校在学中にクラスでMETに行ったのを機に声楽に目覚め、ニューヨーク州立大学ポツダム校のクレーン音楽学校で声楽を学ぶ。94年、METナショナル・カウンシル・オーディションで優勝。翌年、《パルシファル》でMETデビューして以来、バロックからワーグナーまで幅広い役でMETの常連だ。LV出演も多数。

プロフィール執筆:香原斗志(オペラ評論家) 

上映劇場

  • ※下記は、METライブビューイング シーズン上映の上映劇場です。
  • ※座席指定券の発売スケジュールは各上映劇場にお問合せ下さい。
  • ※すべて日本語字幕付き。
地域 劇場名 TEL 上映開始時間(1日1回上映) 劇場Webサイト
北海道 札幌シネマフロンティア TEL:011-209-5400 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
宮城 MOVIX仙台  TEL:050-6865-6205 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
千葉 MOVIX柏の葉 TEL:​050-6865-3401 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
埼玉 MOVIXさいたま TEL:050-6865-4351 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
埼玉 T・ジョイエミテラス所沢 TEL:04-2909-9250 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
東京 東劇  TEL:03-3541-2711 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
東京 新宿ピカデリー TEL:050-6861-3011 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
東京 MOVIX昭島 TEL:050-6861-0325 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
東京 109シネマズ二子玉川 TEL:0570-077-109 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
東京 T・ジョイPRINCE品川 TEL:03-5421-1113 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
神奈川 109シネマズ川崎 TEL:0570-007-109 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
神奈川 横浜ブルク13 TEL:045-222-6222 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
神奈川 109シネマズ湘南 TEL:0570-016-109 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
愛知 ミッドランドスクエア シネマ  TEL:052-527-8808 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
京都 MOVIX京都 TEL:050-6865-3125 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
大阪 大阪ステーションシティシネマ TEL:050-6861-8100 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
大阪 なんばパークスシネマ TEL:050-6864-7125 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
兵庫 kino cinéma 神戸国際 TEL:078-230-3580 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
広島 109シネマズ広島 TEL:0570-002-109 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
福岡 kino cinéma天神 TEL:092-406-7805 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する
熊本 熊本ピカデリー TEL:050-6861-7645 上映開始時間:決定し次第お知らせいたします。 チケットを購入する

鑑賞料金

一般料金

3,700円(税込)

学生料金

2,500円(税込)

特別鑑賞
ムビチケカード3枚セット

9,600円(税込)

  • ※一回鑑賞券3枚セット ※《トリスタンとイゾルデ》のみ使用不可

ムビチケカードとは?

ネットで座席指定ができる通常料金よりお得な前売券!

  • 販売期間:2025年8月22日(金)~2026年7月22日(水)
  • 販売場所:各上映劇場歌舞伎座新橋演舞場大阪松竹座南座「メイジャー」「MOVIE WORKER STORE」にて販売!
  • [歌舞伎座、新橋演舞場、南座、大阪松竹座はムビチケカードの購入時現金決済のみ。映画館での決済方法は、各映画館により異なります。]
  • ※ 「メイジャー」「MOVIE WORKER STORE」では、2026年7月10日(金)までの販売です
  • ※2025-26シーズンのみに使用可。※数量限定 ※ご購入当日にはご利用いただけませんので、事前にお買い求めください。※ご覧になる映画館の座席指定券との交換が必要です。※劇場窓口、自動券売機、インターネット(各上映映画館のHP)から座席指定が可能です。※一部、自動券売機、インターネットで座席指定できない劇場がございますのでご了承ください。
  • ◎詳しいご利用方法はムビチケウェブサイトの「ご利用ガイド」をご覧ください。
  • ○ムビチケカードに関するお問い合せ先:お問い合わせフォーム
 

全作品 利用可能

ネットで事前に座席指定できる!

リピーター割引!

METライブビューイング2025-26シーズン鑑賞済み座席指定券半券提示で300円割引! 半券1枚につきお一人様1回限り有効。   
  • ※劇場が異なるとリピーター割引がご利用できない場合がございます。
  • 通常料金より割引適用のされている鑑賞済み座席指定券・および各種ご招待券利用時の鑑賞済み半券は利用不可。

METライブビューイング
2025-26
ラインナップ