この度、倍賞演じる主人公・高野すみれ木村演じるタクシー運転手・宇佐美浩二が、山田監督作品の聖地と言える<東京・柴又>から、タクシーで出発し“たった1日の旅”が始まる本編シーンが解禁となった。

解禁された本編シーンでは、タクシーが出発した直後の、ぶっきらぼうな態度の浩二と少しおせっかいなすみれのやり取りが描かれているナビを操作しながらそっけない態度を見せる浩二にすみれは「あなた客商売なんだから、もうちょっと愛想よくしたらどうなの?」とチクリ。すると浩二は「どうもすみません。葉山まではかなり時間がかかるので、お休みになって頂いても。良かったら横になって」と無愛想に答え、最初はギクシャクしてしまう2人。運転がスタートするとすみれは「そりゃあねえ、辛いわよ、年を取るって。もう一人暮しは無理だと思ってね。葉山にいいところが見つかったからそこのお世話になろうかと思ったの」と旅の理由を話し、「だから東京の見納めに、あちこち寄ってみたいところがあるのよ」と、墨田川にかかる言問橋に寄り道したいと告げる。そうして、タクシー運転手とただの乗客として“たった1日の旅”が始まっていくが、すみれがこれまで歩んできた人生の話をしていく中でだんだんと2人は打ち解けていく。

本作はすみれと浩二がタクシーの中で会話するシーンを中心に物語が展開していく。すみれが過去に辿ってきた人生の苦楽を話していくのだが、木村は浩二の心境について「浩二はすみれさんの話に『どうなったんですか?』って振っちゃう。だから自分が聞いたことによって、彼女が話したくなかったことを言わせてしまっている責任をすごく感じました。でも、すみれさんの体内に留まっていた膿みたいなものを精算する瞬間にも思えて、タクシーを運転するドライバーのはずが懺悔を聞いている牧師のような感じでもありました。」と明かし、倍賞も「聞いて受け止めてくれる人がいたから、すみれさんはちゃんといろんなことを話せたんです。あんな風に浩二さんが受け止めてくれなかったら、話せなかったと思います。どんどん話しちゃえ!っていう感じでした」と、すみれの気持ちを代弁。すみれと浩二がお互いのことを知っていくうちに信頼が芽生え、2人の人生においてかけがえのない時間を過ごす旅の最後に待ち受ける奇跡とは?ぜひ劇場で堪能してほしい。

長きに渡り日本映画界を支え、常に人と人とのつながりや人生の機微を描き続けてきた山田洋次監督が贈る、松竹創業130周年作品『TOKYOタクシー』。奇跡と希望の物語がこの秋、観る人の心にあたたかな光を灯します。日本最高峰の監督・キャストによって紡がれる珠玉の一本に、是非ご期待ください。『TOKYOタクシー』は11月21日(金)より全国公開。

 

★実施劇場・実施日時
北海道:札幌シネマフロンティア = 12月7日(日)~12月8日(月)
青 森:イオンシネマ新青森 = 11月24日(月・祝)~11月25日(火)
岩 手:フォーラム盛岡= 11月30日(日)~12月1日(月)
宮 城:MOVIX仙台 = 12月7日(日)~12月8日(月)
秋 田:TOHOシネマズ秋田 =12月7日(日)~12月8日(月)
山 形:ソラリス = 11月30日(日)~12月1日(月)
山 形:MOVIE ON やまがた = 11月30日(日)~12月1日(月)
福 島:イオンシネマ福島 = 11月24日(月・祝)~11月25日(火)
埼 玉:ユナイテッド・シネマわかば = 11月30日(日)~12月1日(月)
埼 玉:MOVIXさいたま= 12月7日(日)~12月8日(月)
千 葉:MOVIX柏の葉 = 12月7日(日)~12月8日(月)
東 京:新宿ピカデリー = 12月7日(日)~12月8日(月)
東 京:立川シネマシティ = 11月30日(日)~12月1日(月)
東 京:CINEMA Chupki TABATA = 11月30日(日)~12月1日(月)
神奈川:横浜ブルク13 = 12月7日(日)~12月8日(月)
茨 城:MOVIXつくば = 12月7日(日)~12月8日(月)
栃 木:MOVIX宇都宮 = 12月7日(日)~12月8日(月)
群 馬:MOVIX伊勢崎 = 12月7日(日)~12月8日(月)
新 潟:ユナイテッド・シネマ新潟 = 11月30日(日)~12月1日(月)
富 山:TOHOシネマズファボーレ富山 = 12月7日(日)~12月8日(月)
石 川:イオンシネマ金沢 = 11月24日(月・祝)~11月25日(火)
福 井:福井コロナシネマワールド = 11月24日(月・祝)~11月25日(火)
山 梨:TOHOシネマズ甲府 = 12月7日(日)~12月8日(月)
長 野:長野グランドシネマズ = 12月7日(日)~12月8日(月)
岐 阜:TOHOシネマズ岐阜 = 12月7日(日)~12月8日(月)
静 岡:MOVIX清水 = 12月7日(日)~12月8日(月)
愛 知:ミッドランドスクエア シネマ = 12月7日(日)~12月8日(月)
三 重:イオンシネマ鈴鹿 = 11月24日(月・祝)~11月25日(火)
滋 賀:イオンシネマ草津 = 11月24日(月・祝)~11月25日(火)
京 都:MOVIX京都 = 12月7日(日)~12月8日(月)
大 阪:なんばパークスシネマ = 12月7日(日)~12月8日(月)
兵 庫:MOVIXあまがさき = 12月7日(日)~12月8日(月)
兵 庫:アースシネマズ姫路 = 12月7日(日)~12月8日(月)
奈 良:TOHOシネマズ橿原 = 12月7日(日)~12月8日(月)
和歌山:ジストシネマ和歌山 = 12月7日(日)~12月8日(月)
鳥 取:MOVIX日吉津 = 12月7日(日)~12月8日(月)
島 根:T・ジョイ出雲 = 12月7日(日)~12月8日(月)
岡 山:MOVIX倉敷 = 12月7日(日)~12月8日(月)
広 島:MOVIX広島駅 = 12月7日(日)~12月8日(月)
山 口:MOVIX周南 = 12月7日(日)~12月8日(月)
徳 島:イオンシネマ徳島 = 11月24日(月・祝)~11月25日(火)
香 川:イオンシネマ綾川 = 11月24日(月・祝)~11月25日(火)
愛 媛:シネマサンシャイン衣山= 11月24日(月・祝)~11月25日(火)
高 知:TOHOシネマズ高知 = 12月7日(日)~12月8日(月)
福 岡:ユナイテッド・シネマキャナルシティ13 = 11月30日(日)~12月1日(月)
佐 賀:109シネマズ佐賀 = 11月24日(月・祝)~11月25日(火)
長 崎:ローソン・ユナイテッドシネマ長崎 = 11月30日(日)~12月1日(月)
熊 本:熊本ピカデリー = 12月7日(日)~12月8日(月)
大 分:T・ジョイパークプレイス大分 = 12月7日(日)~12月8日(月)
宮 崎:セントラルシネマ宮崎 = 12月7日(日)~12月8日(月)
鹿児島:鹿児島ミッテ10 = 12月7日(日)~12月8日(月)
沖 縄:シネマQ = 12月7日(日)~12月8日(月)

一般社団法人「東銀座エリアマネジメント」が主催する東銀座エリアの魅力を再発見する街歩きイベント「ヒガギンメイト~ぶらり東銀座探訪~」の案内役をトフィーが務めます!
フィールドワーク後には築地ボンマルシェで軽食を食べながらの交流会も開催。
トフィーと一緒に東銀座を歩きましょう!

★★★★イベント概要★★★★

【第11回ヒガギンメイト ~ぶらり東銀座探訪~】

<日時>
2025年11月15日(土)10:00~11:30(受付開始9:30)

<集合場所>
三原橋街角広場 (東京都中央区銀座5-10-2)
東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線「東銀座駅」A1番出口 徒歩1分
※解散場所は東劇ビル(東京都中央区築地4-1-1)を予定しております。

<参加費>
1,500円(税込)「築地ボン・マルシェ」の軽食付き
※今回の開催は15名限定とし、事前の参加お申込が必要になります。
定員に達し次第、締め切りとなりますので予めご了承ください。

<軽食>
「築地ボン・マルシェ」の「オリジナル佐賀牛カレーパン」・「搾りたて愛媛県産みかんジュース」を提供します。

<内容 >
かつての東銀座・築地エリアは川に彩られ、多くの橋が架かるまちでした。今では姿を消してしまったそんな風景を、”地理”と”歴史”の観点から辿るまち歩きツアーを開催します。
地理芸人として活躍中のトフィーをガイドに、東銀座・築地エリアの変遷を、フィールドワーク通じて楽しく学んでいただきます。
約60分間のフィールドワークの後には、軽食を食べながら質問・交流会を予定。
※終了時間は前後する可能性がございます。

<お申込み・詳細>
こちらのサイトに掲載のフォームよりお申し込みください。
https://x.gd/eekSP

この度、本作がセンターピース作品として選ばれた第38回東京国際映画祭において、永年の国内外を含めた映画界への貢献が目覚ましい方々に贈られる“特別功労賞”を、山田洋次監督が受賞することが決定。

山田洋次監督は1961年に『二階の他人』で監督デビュー以来、そのキャリアは半世紀以上にわたり、一貫して日本の大衆文化と真摯に向き合ってきた。代表作は多岐にわたり、特に国民的シリーズとなった『男はつらいよ』シリーズ(全50作)は、ギネス世界記録にも認定されるほどの世界的な偉業であり、普遍的な家族愛と故郷への想いを描いた不朽の名作として、今なお多くの人々に愛され続けている。2000年代以降は、時代劇の新たな境地を開拓した『たそがれ清兵衛』(02)で米国アカデミー賞®外国語映画部門にノミネートされ、『隠し剣 鬼の爪』(04)は、第55回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品、第7回ジンバブエ国際映画祭最優秀作品賞を受賞するなど、世界でも常に挑戦を続けている。最新作となる『TOKYOタクシー』は東京国際映画祭にて、オープニング作品、クロージング作品と並ぶ目玉作品として映画祭の中盤を盛り上げる大作であり、特別な存在感と大きな話題を象徴するセンターピース作品にも選ばれており、創作意欲が衰えることを知らない山田監督の最新作に注目が集まっている。

『男はつらいよ』や『こんにちは、母さん』などを共に作り上げた常連の山田組の制作スタッフが集結し、フランスで初登場新作1位を獲得、2023年に日本でも公開しヒットしたフランス映画『パリタクシー』を原作に、昭和から平成、令和と、日本に生きる人々を長年描き続けてきた山田監督が、刻々と変化する大都市<東京>を舞台に、人生の喜びを謳いあげる奇跡と希望の物語『TOKYOタクシー』は11月21日(金)より全国公開。

■東京国際映画祭チェアマン安藤裕康 コメント
山田監督は、戦後の日本社会の現実を厳しく、しかし温かい目で見つめながらそれを映像に結晶させて、長年にわたり数々の傑作を生みだしてこられました。
そして何よりも映画をこよなく愛し、内外の映画の過去・現在に幅広い関心を寄せ続け、映画の未来についても真剣
に展望してこられました。後進の育成にも心を注いでおられます。このように映画芸術の発展に多大な貢献されたがゆえに、多くの方々から賞賛を集めていらっしゃいます。
東京国際映画祭も発足以来様々な形でご協力を頂き、最近では黒澤明賞の審査委員長としてご尽力頂きました。
これらの幾多のご功績に対する敬意と感謝の意を表し、特別功労賞の受賞に心よりのお祝い申し上げる次第です。

この度、本作への期待が高まる中、主演の倍賞千恵子、木村拓哉、蒼井優、迫田孝也、優香、中島瑠菜、山田洋次監督ら豪華キャストとスタッフが集結したタクシーセレモニーを実施。さらに丸の内ピカデリーでは完成披露試写会を開催し、公開を心待ちにしているファンたちの大歓声を受けながら、本作にかける想いや撮影現場でのエピソードなどを語り、大盛り上がりのイベントとなった。

イベントには、劇中同様に木村拓哉が実際にタクシーを運転し、助手席には倍賞千恵子を乗せて東京タワーに登場。木村のエスコートで倍賞がファンの待つピンクカーペットに姿を現すと、会場は熱狂的な歓声と拍手に包まれた。

続けて、カーペットには若き日の主人公すみれを演じる蒼井優、すみれの夫で結婚後に態度が豹変していく小川毅役の迫田孝也、木村演じる浩二の妻・宇佐美薫役の優香、浩二の娘・奈菜役の中島瑠菜、山田洋次監督も登壇し、総勢7名の豪華俳優とスタッフが集結した。

撮影時以来の木村の運転するタクシーでのドライブとなった倍賞は「木村さんはすごくまじめな方で、本当に運転がお上手なので安心して乗れました」と、ひとときの幸せを味わったことを告白。木村も「撮影以来のこの車の運転なので、懐かしいなという感覚でした。劇中は倍賞さん演じるすみれは後部座席にお座りになられていたので、今回のように助手席に乗っていただくというのは新鮮でした」と語った。
さらに「登場前に(蒼井)優ちゃんからは『木村さんできればバックでお願いします』と言われたんですが、ぶっつけ本番なので正面から停めさせていただきました(笑)」と登場前の裏話を明かした。『ハウルの動く城』以来21年ぶりの共演だが、実写作品では初共演となった倍賞と木村。ほとんどのシーンが二人きりのタクシー車内でのやり取りだった撮影を振り返り、倍賞は「『ハウルの動く城』ではほとんど会わなかったんです。プロデューサーの方に『せっかく木村君がいるんだから一日くらい一緒の日をお願いします』って言って、一日だけ一緒にアフレコしました。その時もあんまりお話しなかったですけど、今回は毎日タクシーの中でお話させていただいたので、とても満足でした。木村君はすごく勉強家で何かしら常に考えている優しい方です」と語る。

さらに木村も「幼少期から倍賞さんを拝見していたので、山田組で毎日ご一緒するというのは格別な想いでした」と語ると、倍賞は「そこまで言われると困っちゃうなあ」と照れながら笑顔を見せた。

7年ぶりの山田組への参加となった蒼井は「今までは緊張の方が前にきてしまっていましたが、今回は自分の殻を破りたいという想いがありました。先輩方の胸を借りて楽しんで撮影できたので、そしたら終わるのが本当にさみしくて。来年あたりに同じメンバーでセルフリメイクしたいです(笑)。そのくらい素敵な山田組の皆様との撮影でした」と振り返った。そんな蒼井と共演歴のある倍賞は「優ちゃんとは、彼女が10代の時にご一緒していたんですが、あまり一緒にお芝居することはなかったんです。今回ご一緒できると聞いて『やっと一緒にお芝居できる!』と楽しみにしていたんですけど、撮影ではほとんど会わなかったんです。それでも蒼井さんがすみれの若い時を素敵に演じられていたので、安心して歳をとれました」と絶賛。蒼井も「私がどう演じても、その先に倍賞さんが待ってくださっているという安心感があったので、思い切り演じることができました」と、憧れの女優である倍賞との念願の共演を振り返った。

蒼井演じるすみれの人生をかき乱す癖の強いキャラクター小川を演じた迫田は「私の演じた役はいわゆる“昭和の男”で少しバイオレンスな一面もあったんですが、迫田孝也の心の内としては、蒼井さんにおんぶにだっこで頼りきり、甘え切った撮影現場でした。山田組の撮影は私にはまだ緊張が強くて、OKが出ても『これでよかったのかな?』と思いながら蒼井さんを見ると、ニコニコしているので『多分よかったんだな!』と自分を慰めながらの日々でした」と現場での想いを明かした。すると蒼井は「私たちは重たいシーンが多かったんですけど、迫田さんのお人柄のおかげでずっと笑いの絶えない現場でした」と語り、すかさず迫田が「じゃあ私も褒めますけど、蒼井さんが受け止めてくれたから思いっきりできたんだよ?」と仲の良さを見せた。

山田組初参加となった優香は「全体のクランクインの日が、私のクランクインの日だったので緊張に包まれている現場でした。それでもすべてのスタッフさんが『山田監督のために』という精神で撮影されていたので、幸せな夢のような時間でした」とアットホームな撮影現場を回顧し、木村と優香の娘役の中島は「台本を頂いた時から緊張していましたが、木村さんも優香さんも家族のように温かく迎えてくださったので、撮影中も楽しめることができました。泣いてしまうこともあったんですけど、すごく楽しく温かく撮影に臨むことができました」と、多くの事を吸収した撮影現場を振り返った。

そんな豪華キャストを迎え、キャリア91本目となる本作を監督した山田は「僕の書いた脚本でお芝居する二人を見るというのは、僕にとってはとても楽しみでした。昔から映画界では『いい脚本ができて、気に入ったキャスティングが揃えば、8割方その映画は成功している』と言われています。この作品は僕なりにいい脚本ができて、素敵なキャストが集まってくださっている時点でうまくいっていると自分に言い聞かせていました」と作品に自信をのぞかせた。

会場を完成披露試写会に移し、一足先に本作を鑑賞した観客の前に登壇したキャスト陣と山田監督。

浩二とすみれの物語に感動の涙を流す観客たちを目の当たりにした倍賞は「作品をご覧になった方たちの前に出るのは初めてなので、逃げ出したくなるくらいドキドキしています!私は山田監督の『男はつらいよ』という作品で、さくらという役を長年演じさせていただきました。今回のような高いネックレスやネイルをしたすみれという役は初めてだったので、私にとって生涯忘れられない作品になりました。作品をご覧になった方が誰かと目があった時に、ハイタッチしたくなるような気持ちになってくれれば嬉しいです」と語り、木村も「作品をご覧になった皆さんと目があった時に、作品の良き理解者になってくださったんだなと感じました。自分を愛してくれている周りの皆様に感謝だったり、愛することの幸せを感じていただけたと思います。是非何度かこの作品に乗車してくれたら嬉しいです」と喜びの想いを滲ませた。

さらに自身にとって山田作品への出演が本作で70本目となる倍賞は「山田作品は私にとって学校でした。それもお芝居の学校ではなく、人間としてどう生きていくか学ぶ場としての学校でした。そして、山田さんは昔からバイタリティーがあって、変わらないです。今回もNGをたくさんいただきました。現場に入った瞬間から『こんな素敵なスタッフの皆さんと山登りができるんだな』という想いでした」と慣れ親しんだ山田組への想いを告白。『武士の一分』以来、19年ぶり2度目の山田組への参加となった木村も「以前、参加させていただいた作品は時代劇だったので、今回は現代劇で実際にいるかもしれない人たちを描いている現場でしたし、すごいテクノロジーも現場には取り入れていました。僕がすみれさんを乗せて運転しているシーンは実はほとんどがスタジオで撮影しているんですよ」と撮影裏を明かすと、会場からは驚きの声が上がった。

倍賞と木村の魅力を知り尽くし、本作では終活に向かうマダムとタクシー運転手という2人の新たな一面を引き出した山田は、映画作りについて「映画を作るという仕事は一言では説明できないほどに難しいんです。エキストラやスタッフ、キャストの皆さんと話し合いながら作り上げていくのが映画で、他の芸術にはないことだと思います。一緒に作り上げていく楽しさを全員が抱いてクランクアップを迎えて、僕自身も楽しく撮影できるのがベストです」と熱弁。

そんな山田監督から演出指導を受けた迫田は「山田監督からは『もっと色気を出して。君の演じる人物は二枚目のキャラクターなんだよ』と言われた時は困りましたね。今まで二枚目なキャラクターなんて演じたことがないし、僕の二枚目な部分を知っている人は現場に誰一人いなかったので(笑)」と撮影を振り返った。

浩二の妻を演じた優香は木村の演技のこだわりについて「実は浩二のアイマスクに裏設定があるんですよね?」と木村に振ると、「(夜勤が終わって)昼間に寝るのでアイマスクをした方が良いと思い提案しました。そのアイマスクは実は妻の薫が使っていたもので、その方が妻を近くに感じられると思い、そういう裏設定でやらせて頂きました」と木村がアイマスクに込めたこだわりを明かした。

続けて優香は「木村さんは細かい設定の事もすごく考えていらっしゃいました。浩二と薫はお金のこともすごく苦しいですし、大変だからケンカもしますが、それでもすごく仲が良くて娘のことをすごく大事にしている夫婦というのを2人で大切にしながら演じました。」と明かした。

娘の奈菜を演じた中島は「私の声が元々低めなので、お父さんが守ってあげたくなるような女の子にならなければいけないよと山田監督に言われていました。それでもなかなかうまくいかなかったので、呼吸の方法を一から教えて頂きました」と撮影現場での奮闘を振り返った。

そして最後に山田監督から「今日ここにいる素敵な俳優さんたちと映画を作り上げました。一生懸命に生きる人の一番普遍的な部分を描きました。そんな人たちが本当に幸せになってほしいというエールがこの映画には込められています。もし気に入ってくださったら、周りの皆さんにもお伝えくださると嬉しいです」と、本作を楽しみにしている視聴者への熱いメッセージが送られ、完成披露試写会は幕を閉じた。

映画の公開を記念し、期待&感想投稿キャンペーンの実施が決定いたしました!

映画『TOKYOタクシー』公式XまたはInstagramをフォロー&指定のハッシュタグ「#TOKYOタクシーに乗ろう」をつけて本作の期待か感想を投稿。
または、ハガキに必要事項をご記入の上、キャンペーン事務局までお送りください。
ご応募いただいた方の中から、抽選で豪華賞品をプレゼントいたします!ぜひご参加ください!

【賞品】
・映画『TOKYOタクシー』初日舞台挨拶ご招待 2名様
・映画『TOKYOタクシー』プレスシート 5名様
・ロケ地の地元商品詰め合わせ 5名様
・映画『TOKYOタクシー』オリジナルパラパラメモ 20名様

【キャンペーン期間】
10月20日(月)~11月20日(水)
※映画初日舞台挨拶ご招待にご応募する方は、11月10日(月)までにご参加ください。

【参加方法】
🚖Xでの応募
映画『TOKYOタクシー』公式Xアカウントをフォロー
②ハッシュタグ「#TOKYOタクシーに乗ろう」をつけて、映画の期待または感想を投稿!

🚖Instagramでの応募
映画『TOKYOタクシー』公式Instagramアカウントのいずれかをフォロー
②投稿に映画公式アカウントをタグ付けし、ハッシュタグ「#TOKYOタクシーに乗ろう」をつけて映画の期待または感想を投稿!

🚖ハガキでの応募
キャンペーン対象期間中に①映画の期待または感想②お名前③ご住所④お電話番号をご記入の上、〒104-8422 東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル12階 『TOKYOタクシー』期待&感想投稿キャンペーン係までお送りください。

※応募締切当日の消印有効
※映画初日舞台挨拶ご招待にご応募する場合は、11月10日(月)消印まで有効となります。
※ハガキ一枚につき一口応募となります。複数応募の場合は、封書で必要事項を添えてお送りください。

【注意事項】
・参加いただく際は必ずアカウントの投稿を”公開”にした状態でご参加ください。投稿が非公開の場合は参加とみなされませんのでご注意ください。
・X・Instagramいずれも併用してご参加いただけます。
・当選者様には映画公式アカウントから、DMにてご連絡させていただきます。DMを受信できるように設定をお願い致します。
・当選者の発表は、DMでのご連絡をもってかえさせていただきます。
・当選された方へのご連絡は11月中下旬頃(映画初日舞台挨拶ご招待は、11月上旬頃)を予定しております。
・賞品の発送は、2025年12月上旬頃を予定しております。
・いただいた感想は、公式サイト等での掲載ならびに広告等で使用させていただく可能性がございます。
・ご参加いただいた公式X・Instagramアカウントの削除やIDの変更及びフォロー解除をされますと、参加とみなされませんのでご注意ください。
・賞品はお選びいただけません。
・本キャンペーンの応募状況および抽選結果に関するお問い合わせにはお答えしかねますので、あらかじめご了承ください。
・ご当選の権利はご当選者様ご本人のものとなり、他の方への譲渡、転売、換金はできません。
・本キャンペーンは、やむを得ない事情により中止または内容が変更となる場合がございますので、予めご了承ください。

当選時に取得させていただくお客様の個人情報は、本キャンペーンに関することにのみ使用し、その他の使用および第三者への開示、提供することはございません。
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可愛くなりたいじゃなくて、面白くなりたい欲って、何なのかな。
「どっちつかず」な女芸人の葛藤の日々を軽やかに残酷に、リアルに描く長編小説。

2022年に発売し、話題を呼んだ
紺野ぶるま 初めての長編小説が11月7日に文庫化決定!

【あらすじ】
半端に美人な芸人・ムシナ。底辺から脱出したいのに頑張りきれないし、芸人同士の上下関係や陰湿な鞘当てにもうんざりだし、恋愛もうまくいかないし、の冴えない日々を送っている。なんとか結果を残そうと挑んだお笑いの大会を三回戦で敗退した夜、先輩芸人との突然の別れを経験し……。

たくさんの方にお楽しみいただけますように。
是非ご注目ください!

【書籍情報】
タイトル:「お腹が減りませんように、満月まで届きますように」
著者 :紺野ぶるま
発売日:2025年11月7日(金)
価格:本体 750 円+税
発行:幻冬舎文庫

この度、豪華キャスト陣の舞台裏を写したメイキング写真と、山田監督のこだわりが詰まった撮影現場のレポートが解禁された。解禁されたメイキング写真には、倍賞と木村、山田監督がロケ撮影中に楽しそうに談笑する様子や、木村がタクシーを運転する様子、蒼井優とイ・ジュニョンがダンスホールで踊る様子、そしてクランクアップを迎えた山田監督が倍賞と熱いハグを交わす様子など、熱い想いをもって撮影に臨むキャスト陣の姿が映し出されている。

東京・柴又のロケ撮影から山田組初となるバーチャルプロダクション撮影まで!

2025年2月にクランクインを迎えた本作では、柴又や横浜でのロケ撮影に加え、本編の大半を占める走行中のタクシー車内でのシーンの撮影には“バーチャルプロダクション”(セットの中に置かれたタクシーの周りを取り囲むように立つLEDパネルに車窓の風景を映し出しながら撮影する技法)という山田組にとって初となる技術も活用された。倍賞の初日となった2月5日には、すみれが高齢者施設に向かうために家を出てくるシーンから撮影がスタート。「どことなく謎めいたお金持ちのマダム」という、これまで山田組で演じてきた役柄とはまったく違った人物像を演じるとあって撮影前の打ち合わせ時点から強いこだわりを見せていた倍賞は、二度の衣装合わせの末に決まったという鮮やかな紫色のコートとサングラスを身にまとい、司法書士役の笹野高史との軽快なやり取りを繰り広げた。

午後には木村も合流し、柴又帝釈天の山門前に着いた浩二のタクシーにすみれが乗り込むシーンが撮影された。クランクイン前に実際の個人タクシーの運転手から指導を受けて所作や運転の練習をしていた木村は、撮影当日に「最初のテスト撮影から運転してみてもいい?」と颯爽と車に乗り込むと、トランシーバーでやり取りしながら実際のコースを走行。テストの後にはスタート位置まで自分で運転して戻り、本番の撮影も見事一発OKを決めてみせた。

2月17日からは、休みを挟みながら2週間ほどかけてバーチャルプロダクションスタジオでの撮影が行われた。木村はLEDウォールに流れる車窓の風景に合わせてウィンカーを出したり、ハンドルを回したりブレーキを踏んだりしながら、カメラが正面にあるときにはわずかな隙間から映っている道を見ながら運転するなど、慣れないバーチャルプロダクションによる運転シーンの撮影でも所作をなおざりにせずタクシー運転手役を見事に演じてのけた。制作発表会見で「木村くんの素の魅力を盗み撮りたい」と語っていた山田監督は、台本を書き直したり何度もテイクを重ねて撮ったりとタクシー車内での会話シーンに並々ならぬこだわりを詰め込み、木村と倍賞もそれに応えたことで、すみれと浩二が車内で会話を繰り広げるシーンはとても印象的なものになった。

撮影の待ち時間には倍賞と山田監督が昔の話を始め、木村も加わって3人で並んで話す姿がたびたび見られた。何日もセットに籠って続く撮影でも二人は大変そうな様子をまったく見せず、劇中ですみれと浩二の距離がだんだんと縮まっていったように、倍賞と木村も3月に入る頃にはおいしいお店を教え合ったりと、すっかり打ち解けていた。

蒼井優らの過去パート撮影現場に倍賞千恵子がサプライズ訪問!山田監督との熱いハグも

また、若き日のすみれの人生が描かれる過去パートの撮影は、日数こそ少ないものの密度の濃いものとなった。山田監督はすみれの夫・小川(演:迫田孝也)のキャラクター造形にかなり腐心し、知人の精神科医・名越康文に話を聞いたり、セットの飾りを何度も考え直したりと工夫を凝らしながら、現代パートとは画調も撮り方も変えて撮影が行われた。

オールアップとなる最後の撮影は、若き日のすみれ(演:蒼井優)とキム(演:イ・ジュニョン)がダンスホールで踊るロマンチックなシーン。横浜の古いダンスホールを借りての撮影だ。
蒼井とイ・ジュニョンは、ダンス指導の先生との練習日を本番前に1日だけ設けて、全体を合わせてから当日を迎えた。山田監督が「(蒼井)優ちゃんとのキスシーンもあるんだよ」とからかって言うと照れて恐縮していたイ・ジュニョンだが、撮影になると真剣そのもの。頼りがいのあるイ・ジュニョンとの撮影に蒼井も楽しそうな笑顔を見せていた。

無事にオールアップを迎えた撮影現場にはサプライズで倍賞と迫田が現れ、クランクアップの花束が倍賞から山田監督へ渡された。50年以上の付き合いになる倍賞との熱いハグを交わした山田監督は、「今までいろんな映画を撮ってきたけど、今回はひとしおだね。無事にこの日を迎えられるか、クランクインの時は心配だった。だけど、スタッフの力でここまでたどり着くことが出来ました。どうもありがとう」と帽子を取って頭を下げた。全キャスト、スタッフが真剣に、かつ和やかに仕事をした2か月間だった。


『男はつらいよ』シリーズや『こんにちは、母さん』などを共に作り上げた常連の山田組の製作スタッフ、倍賞千恵子や木村拓哉ら超豪華キャストが集結した山田洋次監督の91作目となる本作は、刻々と変化する大都市<東京>を舞台に人生の喜びを謳いあげる奇跡と希望の物語が観る者の背中をそっと押してくれる感動作。日本最高峰のキャスト・スタッフ陣の並々ならぬこだわりが詰まった本作をぜひ劇場で見届けていただきたい。『TOKYOタクシー』は11月21日(金)より全国公開。

【倍賞千恵子、木村拓哉 クランクアップコメント全文】

倍賞千恵子
「もう撮影に来なくていいのか」という気持ちと、「終わってしまって寂しい」という複雑な気持ちで、わーい!という気持ちになかなかなれないのはとても不思議です。私はいつも、映画は照明さんやカメラマンさんなど全員が同じスタートラインに立って、「よーいスタート!」で一つの山を登っていくことだと思っています。久しぶりの手応えを感じる山田さんの演出で、素敵な山登りができたと思っています。こんな素敵なスタッフの皆さんに会えることはなかなか無いと思います。

木村拓哉
今回の作品での撮影現場での自分の役割や責務はひとまず終わりました。『TOKYOタクシー』という駅伝のコースがあったとしたならば、宇佐美浩二というキャラクターの部分の区間を走りきって、次の走者にたすきを繋いだという気分です。他の作品はクランクアップの時に“終わった”という作品との決別のような、作業の終了をいつも感じるのですが、今回に関しては、たすきを繋げてよかったなという気持ちです。

この度、豪華キャスト陣の舞台裏を写したメイキング写真と、山田監督のこだわりが詰まった撮影現場のレポートが解禁された。解禁されたメイキング写真には、倍賞と木村、山田監督がロケ撮影中に楽しそうに談笑する様子や、木村がタクシーを運転する様子、蒼井優とイ・ジュニョンがダンスホールで踊る様子、そしてクランクアップを迎えた山田監督が倍賞と熱いハグを交わす様子など、熱い想いをもって撮影に臨むキャスト陣の姿が映し出されている。

東京・柴又のロケ撮影から山田組初となるバーチャルプロダクション撮影まで!

2025年2月にクランクインを迎えた本作では、柴又や横浜でのロケ撮影に加え、本編の大半を占める走行中のタクシー車内でのシーンの撮影には“バーチャルプロダクション”(セットの中に置かれたタクシーの周りを取り囲むように立つLEDパネルに車窓の風景を映し出しながら撮影する技法)という山田組にとって初となる技術も活用された。倍賞の初日となった2月5日には、すみれが高齢者施設に向かうために家を出てくるシーンから撮影がスタート。「どことなく謎めいたお金持ちのマダム」という、これまで山田組で演じてきた役柄とはまったく違った人物像を演じるとあって撮影前の打ち合わせ時点から強いこだわりを見せていた倍賞は、二度の衣装合わせの末に決まったという鮮やかな紫色のコートとサングラスを身にまとい、司法書士役の笹野高史との軽快なやり取りを繰り広げた。

午後には木村も合流し、柴又帝釈天の山門前に着いた浩二のタクシーにすみれが乗り込むシーンが撮影された。クランクイン前に実際の個人タクシーの運転手から指導を受けて所作や運転の練習をしていた木村は、撮影当日に「最初のテスト撮影から運転してみてもいい?」と颯爽と車に乗り込むと、トランシーバーでやり取りしながら実際のコースを走行。テストの後にはスタート位置まで自分で運転して戻り、本番の撮影も見事一発OKを決めてみせた。

2月17日からは、休みを挟みながら2週間ほどかけてバーチャルプロダクションスタジオでの撮影が行われた。木村はLEDウォールに流れる車窓の風景に合わせてウィンカーを出したり、ハンドルを回したりブレーキを踏んだりしながら、カメラが正面にあるときにはわずかな隙間から映っている道を見ながら運転するなど、慣れないバーチャルプロダクションによる運転シーンの撮影でも所作をなおざりにせずタクシー運転手役を見事に演じてのけた。制作発表会見で「木村くんの素の魅力を盗み撮りたい」と語っていた山田監督は、台本を書き直したり何度もテイクを重ねて撮ったりとタクシー車内での会話シーンに並々ならぬこだわりを詰め込み、木村と倍賞もそれに応えたことで、すみれと浩二が車内で会話を繰り広げるシーンはとても印象的なものになった。

撮影の待ち時間には倍賞と山田監督が昔の話を始め、木村も加わって3人で並んで話す姿がたびたび見られた。何日もセットに籠って続く撮影でも二人は大変そうな様子をまったく見せず、劇中ですみれと浩二の距離がだんだんと縮まっていったように、倍賞と木村も3月に入る頃にはおいしいお店を教え合ったりと、すっかり打ち解けていた。

蒼井優らの過去パート撮影現場に倍賞千恵子がサプライズ訪問!山田監督との熱いハグも

また、若き日のすみれの人生が描かれる過去パートの撮影は、日数こそ少ないものの密度の濃いものとなった。山田監督はすみれの夫・小川(演:迫田孝也)のキャラクター造形にかなり腐心し、知人の精神科医・名越康文に話を聞いたり、セットの飾りを何度も考え直したりと工夫を凝らしながら、現代パートとは画調も撮り方も変えて撮影が行われた。

オールアップとなる最後の撮影は、若き日のすみれ(演:蒼井優)とキム(演:イ・ジュニョン)がダンスホールで踊るロマンチックなシーン。横浜の古いダンスホールを借りての撮影だ。
蒼井とイ・ジュニョンは、ダンス指導の先生との練習日を本番前に1日だけ設けて、全体を合わせてから当日を迎えた。山田監督が「(蒼井)優ちゃんとのキスシーンもあるんだよ」とからかって言うと照れて恐縮していたイ・ジュニョンだが、撮影になると真剣そのもの。頼りがいのあるイ・ジュニョンとの撮影に蒼井も楽しそうな笑顔を見せていた。

無事にオールアップを迎えた撮影現場にはサプライズで倍賞と迫田が現れ、クランクアップの花束が倍賞から山田監督へ渡された。50年以上の付き合いになる倍賞との熱いハグを交わした山田監督は、「今までいろんな映画を撮ってきたけど、今回はひとしおだね。無事にこの日を迎えられるか、クランクインの時は心配だった。だけど、スタッフの力でここまでたどり着くことが出来ました。どうもありがとう」と帽子を取って頭を下げた。全キャスト、スタッフが真剣に、かつ和やかに仕事をした2か月間だった。


『男はつらいよ』シリーズや『こんにちは、母さん』などを共に作り上げた常連の山田組の製作スタッフ、倍賞千恵子や木村拓哉ら超豪華キャストが集結した山田洋次監督の91作目となる本作は、刻々と変化する大都市<東京>を舞台に人生の喜びを謳いあげる奇跡と希望の物語が観る者の背中をそっと押してくれる感動作。日本最高峰のキャスト・スタッフ陣の並々ならぬこだわりが詰まった本作をぜひ劇場で見届けていただきたい。『TOKYOタクシー』は11月21日(金)より全国公開。

【倍賞千恵子、木村拓哉 クランクアップコメント全文】

倍賞千恵子
「もう撮影に来なくていいのか」という気持ちと、「終わってしまって寂しい」という複雑な気持ちで、わーい!という気持ちになかなかなれないのはとても不思議です。私はいつも、映画は照明さんやカメラマンさんなど全員が同じスタートラインに立って、「よーいスタート!」で一つの山を登っていくことだと思っています。久しぶりの手応えを感じる山田さんの演出で、素敵な山登りができたと思っています。こんな素敵なスタッフの皆さんに会えることはなかなか無いと思います。

木村拓哉
今回の作品での撮影現場での自分の役割や責務はひとまず終わりました。『TOKYOタクシー』という駅伝のコースがあったとしたならば、宇佐美浩二というキャラクターの部分の区間を走りきって、次の走者にたすきを繋いだという気分です。他の作品はクランクアップの時に“終わった”という作品との決別のような、作業の終了をいつも感じるのですが、今回に関しては、たすきを繋げてよかったなという気持ちです。

チキチキジョニーが来年2026年2月7日(土)に道頓堀のシンボル劇場“大阪松竹座”にて

『チキチキジョニーちょっと早い25周年 最初で最後の松竹座』を開催することとなりました。

来年5月公演をもって閉館を発表している大阪松竹座での漫才師としての単独ライブは初の試みとなります。

パワー全開のチキチキジョニーのライブを100年以上の歴史ある大阪松竹座で是非ご覧ください。

チケットぴあプレリザーブ予約を10月18日(土)11時よりお申込み開始いたします。

※お申し込みは10月26日(日)まで

お早めにお申し込みください。

 

◇概要

日 程 :令和8年2月7日(土)

会 場  :大阪松竹座

入場料 :S席(1階席)¥7,000/ A席(2階席)¥5,000/ B席(3階席)¥4,000 全席指定席

チケット:チケットぴあ(Pコード:537‐465)

一般発売は11月2日(日)10:00よりチケットぴあ、チケットホン松竹にて発売開始

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