映画・アニメの世界

周年について

記念すべき様々な“周年”に名作を一挙お届け!

時代によって変わるものと変わらないものがあります。 時空を超えて様々な世界を堪能できる映画の、その映像に映る“時代”が今の映画とはまた違った情趣を生み出します。 しかし、いつの時代も愛や友情、笑いや感動といった宝物のような気持ちは不変です。 シネマクラシックスでは「小津安二郎生誕110周年特集」や「木下惠介生誕100周年特集」、「渥美清没後20年特集」など、節目の年には、顕彰活動だけでなく、新たな魅力を発見し改めて世の中に送り出していきたいと考えております。 これまでの周年企画はアーカイブサイトとして保存し、今後の周年企画の情報はシネマクラシックスより発信していきます。 是非ともお見逃しなく。

松竹は100年に渡り約5,000タイトルの映画を製作し、 映画史に輝く名作から、コメディ、アクション、カルト作品まで、さまざまな作品をお届けしてきました。 そんな中から、“今、観たい映画”をテーマに選んだ100本をご紹介。 松竹映画は初めてという方も、たくさん見てきたツワモノも、新たな感動に出会える作品がきっとあるはず。
            

独自のローアングルや、”小津調”で知られる、世界の監督たちにも影響を与え続けるカリスマ。 2012年、英国映画協会発行の「サイト・アンド・サウンド」誌が 発表した世界の映画監督358人が投票で決める最も優れた映画で、 1位に選ばれた「東京物語」などの作品を始め、小津監督のことがわかるサイトです。
代表作『二十四の瞳』『カルメン故郷に帰る』 『楢山節考』など数々のヒット作を生み出し、 盟友・黒澤明と共にその人気と評価を二分した映画監督。 世界的評価も高い木下惠介。 2012年12月5日は、その生誕100年にあたります。 「本当の人間」を描く。 それは木下惠介が生涯にわたり貫いたテーマです。 人間の醜さ、美しさ、そして弱さ、強さ。その作品には、手放しの人間賛歌ではなく、 ありのままを肯定し、 見つめ続けることでしか立ち現れない真の人間愛が貫かれています。 監督・木下惠介からの不変のエールを、 今、すべてのひとへ。
2016年2月14日、生誕100年となる小林正樹監督(1916年―1996年)は、 黒澤明監督、木下惠介監督、市川崑監督と「四騎の会」を結成し、 ヴェネチア国際映画祭、カンヌ国際映画祭で複数の受賞した世界的巨匠です。 生誕100年を記念し、顕彰活動や監督の残された数々の名作を次世代につなぐべく、 小林正樹監督遺託業務世話人会・芸游会と関係する各社で準備を行ってまいりました。 小林正樹監督生誕100年・没後20年である本年、各社が連携し企画を展開致しますので、ご注目ください。