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イマーシブシアター サクラヒメ ~『桜姫東文章』より~
高田秀文<盗賊>インタビュー


――日本でイマーシブシアターを牽引されている“DAZZLE”のメンバーでいらっしゃって、今回の出演者の中では一番の経験者。どういうところがイマーシブシアターの魅力だとお感じになってらっしゃいますか?
“DAZZLE”では、三年前から本格的なイマーシブシアターを制作してきました。イマーシブシアターの醍醐味は、お客様の目の前で色々なパフォーマンスが全て行われますので、物語の世界へ没入できる部分だと思います。自分としては、お客様と近いですし、囲まれたりもしますので、やはり気が入りますね。

――演者の方にとっては、お客様を惹きつける技術が問われる舞台ですね。
そうですね。“DAZZLE”の場合、ナレーションを録音して、それに合わせて動く演技をするマイムがポイント。その動きの中で言葉に合わせて踊ったり、仕草をしたり、演技をしたり。お客様をどう惹きつけるかは非常に大事ですね。自分はダンス一本でやって来ましたが、イマーシブシアターはすべてお客様次第で反応が読めないんですよ。日によってもお客様のリアクションも変わります。通常の舞台よりイマーシブシアターはより一層「生もの」ですね。一種のアトラクションを体感するような形で、どれだけお客様自身が自由に活発に動き回り、色々なパフォーマンスを観ることができるか。全てはお客様次第です。

――南座には初のご出演で、盗賊役に取り組まれます。
南座には今まで足を踏み入れたことすらありませんでした。歴史ある劇場ですので、そこで和をテーマとした公演ができることを光栄に思います。“DAZZLE”でも過去に「和」をテーマにした公演を行ったことがあり、個人的にも好きなんですが、和のテイストの舞台をとにかく京都でできるということが、楽しみですし、嬉しいです。盗賊は、サクラヒメと巡り合う五人の男に試練を与えるという、重要な部分で出てくることになるんです。盗賊自身の前世にも秘密があるという、重要な役を務めます。
――どのような公演を目標とされたいですか?
やはりイマーシブシアターなので、お客様が楽しんでいただけるエンディングが、裁決(投票)によって競り合う感じで出来ればいいなということもありますし、今後につながるような、お客様が何度も足を運びたくなる公演を創り上げていければと思っています。おそらく関西のお客様はまた反応が違うと思いますので、それも楽しみですね。“DAZZLE”のダンスはヒップホップではないので、各演者によるダンスの違いも楽しんでいただければ。錚々たる豪華なキャストのみなさんと共演させていただきますが、僕自身がイマーシブシアターを一番経験していますので、皆さんを引っ張っていけたらいいなと思っています。今回の公演から、色んなものを盗めるように頑張っていきたいと思います。

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