映画・アニメの世界

第1回レポート 生活の「幸福度」

映画館に年5回以上行く人は、
生活の「幸福度」が顕著に高いことが判明

調査結果ダイジェスト:映画館での映画鑑賞が“幸福度”を上昇させることが判明

映画館に年5回以上行く人は、「生活満足」「充実感」「健康」「生きがい」「希望」(これら5項目を総じて“幸福度”と定義)を感じている人が、年0回の人に比べて10%以上高く、映画館で映画を見る行為が人々の“幸福度”を上昇させていました。
また、“幸福度”の上昇幅が大きくなるのは、年間鑑賞回数が0回から1回、4回から5回の間であることが分かり、特に“幸福度”を上昇させる効果が高いのは、年5回以上の鑑賞と考えられます。

趣味や余暇活動に「求めている効果」と、その影響を受けている人口

これまでにも多くの調査研究から、趣味や余暇活動を持つことが幸福度を上昇させることは判明していますが、19種の主な余暇活動に対して、「求めている効果」を聴取した結果、上位5項目は、 「ストレスを解消できる」「癒される」「非日常を味わえる」「心にゆとりをもてる」「思い出になる」となりました。

その中で、余暇活動からそれらの効果を得ている人口をみると、映画館での映画鑑賞は、「非日常を味わえる」2位、「思い出になる」3位、「癒やされる」「心にゆとりをもてる」共に4位、「ストレスを解消できる」6位でした。 他に映画館での映画鑑賞が3位以上となった項目は、「友人や仲間と楽しめる」「流行や話題にのれる」共に2位、「刺激が得られる」「人との話題が増える」「喜怒哀楽の感情が豊かになる」共に3位、でした。

映画館での映画鑑賞ならではの特徴

  1. 余暇活動の1回あたり費用(交通費含む)が2,326円と比較的安価である(例:国内旅行35,308円)
  2. 参加形態が「一人で」47%、「家族・親戚と」48%、「友人・知人と」30%といずれも高く、様々な参加形態で実施できる

“幸福度”は年収が上がる程に高まる傾向がありますが、映画館での映画鑑賞においては、年収の影響を除外しても参加率が高く、かつ“幸福度”を高める効果が確認できました。
他の余暇活動と比較して生活の“幸福度”を上昇させるコストパフォーマンスに優れていると考えられます。

また映画好きな方に、映画がもたらしてくれることを尋ねると、「現実では味わえない様々な感情と、時には現実が今で良かったと思う感謝。ワクワクに充実感。友人、家族との大事なひとときをもたらしてくれます」(40代女性)、「ポップコーンと炭酸を片手に、隣の友達に小声で『楽しみだね』とか、予告を見ながら『今度これも一緒に行こうね』と話す時間がすごく好きだし、そういったことから、友達とより仲良くなれたり、話題が増えたりします」(10代女性)という意見もあり、映画館での映画鑑賞は、非日常の癒やしや心のゆとりなどの効果と共に、人と人とのコミュニケーションを促進していることでも、“幸福度”の上昇に寄与していると考えられます。

今全く映画館に行ってない方は、まずは年1回の鑑賞を始めていただき、年に数回程度ご鑑賞の方は、年5回以上を目指して鑑賞機会を増やすと、生活の“幸福度”がさらに上昇する効果が期待できます。

映画鑑賞が気軽に行える趣味である6つの理由

  1. 性別や年代を越えて参加・交流できる
  2. 事前準備や道具を必要とせず映画館に行くだけで良い
  3. 一人でも家族でも友人とでも参加できる
  4. 1回あたりの所要時間が2時間前後とコンパクトである
  5. 天候や季節に左右されず予定が立てやすい
  6. 幸福度の効果が高い年間5回の鑑賞費用は9,000円(1回1,800円×5回で試算、交通費含まず)と、他の余暇活動に比べて安価である

アンケート実施概要

調査期間
  • 2018年6月8日(金)~6月11日(月)
調査手法
  • インターネットによるアンケート調査
調査対象
  • 全国の15~69才男女 2,230名
聴取した余暇活動
  • 映画館での映画鑑賞
    自宅での映画鑑賞
    自宅でのドラマ鑑賞
    アニメ鑑賞
    読書(小説・新書)
    読書(コミック)
    ゲーム
    観劇(生の舞台)
    美術鑑賞
    音楽ライブ・フェス
    クラシック音楽鑑賞(生の演奏会)
    スポーツ観戦(生の会場)
    写真撮影
    国内旅行
    海外旅行
    ウォーキング・ジョギング・マラソン
    登山・ハイキング
    スポーツジム・フィットネスクラブ
    ゴルフ
調査協力
  • 株式会社日本リサーチセンター

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