「人を笑かして、銭もらうねん」

上方落語の祖となる日本初のお笑い芸人「米沢彦八」が、笑いに生き、笑いに死すまでを描いた
木下昌輝の小説「天下一の軽口男」の舞台化が決定いたしました。

落語という芸能が誕生していく過程を、ライバル達との芸の上での争い、
恋する相手への純粋な誓いなどを軸とした人間ドラマとして描き、
そこに笑いと涙のペーソスを織り交ぜたエンターテインメント大作です。

主人公の米沢彦八役には、近年、映像や舞台での活躍が目覚ましい駿河太郎。
そして田中美里、谷村美月、関西ジャニーズJr.の室龍太というフレッシュな顔合わせに加え、
関西出身の俳優、落語家、芸人が一同に顔を揃えます。

ぜひ、ご期待ください。



－コメント－

駿河 太郎（米沢彦八役）
落語というひとつの歴史を作った男を演じる訳ですから、正直、プレッシャーしかありません（笑。
笑いを愛した男、笑いに愛された男ですから、オモロないとダメですよね？
芸人さんへのリスペクトもあるし、今まで喜劇もあまりやった事ないですし、
笑いに目の超えたお客さんの多い大阪松竹座ですから、ここはもう共演者や、演出家さん、
そして観に来てくださるお客さんにめちゃくちゃ甘えて行こうと思ってます。
ただ自分の中では新しい挑戦なので、必死で楽しんでみるので、どうぞ宜しくお願いします。


田中 美里（里乃役）
彦八が笑いを目指すきっかけとなった里乃役を演じられることをとても楽しみにしています。
そのために、ちゃんと彦八に想ってもらえるように、弱さの中に凛とした強さを、
強さの中に秘めた弱さをちゃんと表現できたらいいなと思っています。
駿河太郎さんはじめ、魅力的な役者さんとご一緒できること、
そして初めての大阪松竹座の舞台に立てることを思うと今からワクワクしています。
是非、観に来てくださいね。


谷村 美月（石川千佳役）
出演のお話を頂いてから、暫く経ちますが、やっとこうして皆さまにお伝え出来る日が来ました。
個人的に、2014年の｢歌姫｣という舞台が最後の舞台なのですが、
5年ぶりということで、少しばかり気合いが入っております。
そして、今までに何度か共演経験がある方々と再びお仕事が出来ること、非常に嬉しく思っております。
2019年から始まる、お稽古、本番と怪我の無いよう、
最後まで無事に終えられることを期待しております。


室 龍太（鹿野武左衛門役）
この度『天下一の軽口男』に出演させて頂くことになりました、関西ジャニーズJr.の室龍太です。
物語の舞台となるのは元禄時代ということで、この舞台を通して色々と勉強していこうと思っています。
今回は主に落語が出てきます。今まで落語に触れた事がないので不安ですが、
偉大な諸先輩方に勉強させて頂きながら挑みたいと思います。