エンタテインメントの世界

Vol.3『かぶきにゃんたろう』キャラクターグッズ

映画パンフレット・キャラクターグッズの担当者にこだわりを聞くインタビュー企画。
第3回は『かぶきにゃんたろう』のキャラクターグッズ担当者・土肥 江梨氏に話を聞きました。

Q. “かぶきにゃんたろう”のデビューまでの流れを教えてください。

 実話としまして、第四期歌舞伎座に猫が住み着き、洗濯場等によく顔を出して、裏方さんから可愛がられていたという話がありました。その話を基に、舞台スタッフやお客様に可愛がられ愛される猫のキャラクターを作ろう、ということになったんです。制作チームで歌舞伎座の見学・調査等も行い、性格、歳、好きなこと、どうして歌舞伎座にいるのか、夢は舞台に立つこと、等の設定を詰め、動きなどをイラストに落とし込んでデビューとなりました。

Q. グッズ化の際にこだわったことを教えてください。

 メインターゲットは20~40代女性とし、キャラクターファンの方に人気の商品アイテムを考えました。そのため、歌舞伎ファンと親和性の高い商品「和雑貨・手ぬぐい・扇子」等ではなく、まずは「アクリルキーホルダー・アクリルスタンド」等、新規層を狙った商品を制作しました。最初にグッズ化したのはぬいぐるみですが、お子様向けというよりは、お母さんからお子さんへという形で広がっています。また、今回、ご一緒しているサンリオさんのアドバイスもあり、とにかくキャラクターの顔を覚えてもらうために“かぶきにゃんたろう”が正面を向いた同じビジュアルを使うことを徹底しました。

Q. 制作や活動の際のエピソードを教えてください。

 歌舞伎座でイベントを開催した際に、サンリオファンの方がたくさん来てくださったのですが、中には幼稚園生くらいの“かぶきにゃんたろう”を通して初めて歌舞伎を知ったような小さなお子さんもいました。「“かぶきにゃんたろう”に渡してください」と言ってお手紙をくれた子や、「“かぶきにゃんたろう”がいつもツイッターで遊んでる木挽町広場だ!」とはしゃいでいる子、最後に歌舞伎座の正面で見得をする写真をみんなで撮って帰る親子の姿を見て、このような形で歌舞伎を知っていただくことは“かぶきにゃんたろう”ならではのことだと思いました。

Q. おすすめのグッズはありますか?

 ぬいぐるみマスコットです。ぬいぐるみを販売した際、「鞄につけられる小さいサイズのグッズが欲しい」というご要望が寄せられました。キャラクターファンの方の中にはマスコットをたくさん並べてつけたいという方も多く、お客様からのリアルな声にお応えした商品です。ぜひ一緒に連れて歩いて、お出かけ先でも“かぶきにゃんたろう”のつぶらな瞳に癒されてください。

Q. “かぶきにゃんたろう”のファンの方へメッセージをお願いします。

 “かぶきにゃんたろう”は、歌舞伎のファンの方はもちろんのこと、歌舞伎に興味のない方や、今まで歌舞伎に触れたことのない方にも歌舞伎を知っていただきたい、という思いで商品づくりをしています。“かぶきにゃんたろう”を可愛いと思って下さったら、グッズはぜひ松竹歌舞伎屋本舗(東京キャラクターストリート/GINZA KABUKIZA地下の木挽町広場 他)でお買求めいただき、“かぶきにゃんたろう”と一緒に歌舞伎をお楽しみください。

松竹株式会社 事業部事業推進室
土肥 江梨(どいえり)

 次回・Vol.4