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【作品データベース】四万人の目撃者よんまんにんのもくげきしゃ

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・・92分
週刊読売に連載された有馬頼義の同名小説を映画化した推理映画。『晴れ姿勢揃い 剣侠五人男』の共同執筆者・高岩肇が脚色し、『正々堂々』のコンビ堀内真直が監督し、小原治夫が撮影した。集客四万人の野球場で起きた競技中の殺人事件を扱い、佐田啓二、岡田茉莉子主演で評判になった。

STORY
ネタースの四番打者・新海(西沢道夫)が三塁にすべりこんだ瞬間、死んだ。四万人の目撃者の一人、高山検事(佐田啓二)は、同じ目撃者の親友・笛木刑事(伊藤雄之助)と調べ始めた。死因は狭心症とされたのだが。家族は妻君の菊江(浅茅しのぶ)と息子、それに菊江の妹の阿い子(岡田茉莉子)の三人で、経営する喫茶店はマネジャーの嵐(安井昌二)、会計の田沼ほかに給仕が五人いる。高山が死体の解剖を申しこんだ時、阿い子が反対した。彼女の恋人、矢後捕手は新海の代りにレギュラーになった。四番として猛打した。が、“新海殺し!”という弥次でスランプになり、ひっこめられた。原島監察医(高野真二)の解剖の結果新海は、自然死とも、農薬による毒殺とも考えられた。菊江の話では、彼はビタミン剤を常用していた。部屋には矢後(杉浦直樹)、嵐、田沼が出入り出来た。矢後が新海の最後に使ったバットを持ち去ったことも知れた。彼はどこかに姿を消した。例の喫茶店のレジー香代(幾野道子)の話では、伊東にいる彼女の夫・卓造(三井弘次)が新海を時々おどしていた。笛木は別の連続殺人容疑者・倉島(諸角啓二郎)を捕えた。が、証拠がない。彼が使った拳銃は喫茶店の女給・公子(堀恵子)が拾っていたのだ。高山は笛木を誘い、伊東へ行った。同じ宿に矢後と阿い子が来ていた。彼の結婚要請に彼女は応じなかった。高山たちに二人は、ただ他殺ではないというばかりだった。阿い子にはもう一人、男がいるらしい。矢後の疑いは晴れ、笛木は手を引いた。高山は地検の木原検事正(松本克平)に打ち切りを説かれた。正月休みに、笛木が農薬関係の資料を調べ、高山は彼と伊東へ向った。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
佐田啓二
岡田茉莉子
伊藤雄之助
杉浦直樹
安井昌二
- スタッフ -
原作:有馬頼義
監督:堀内真直
脚色:高岩肇
撮影:小原治夫
音楽:木下忠司

配給:松竹
Ⓒ1960松竹株式会社

ジャンル:現代劇