映画・アニメの世界

【作品データベース】伝説巨神イデオン・接触篇、発動篇 でんせつきょじんいでおん・せっしょくへん、はつどうへん

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・185分
TVアニメ・シリーズとして放映された“接触篇”と新たに製作された“発動篇”の二部構成で、人間の生と死、運命、輪廻転生、そして“イデ”とは?!をSFアクションの形を借りて描くアニメーション。原作は矢立肇と富野由悠季、脚本は山浦弘靖、富田祐弘、渡辺由自、松崎健一が担当。監督は滝沢敏文、総監督に『機動戦士ガンダム』の富野由悠季。

STORY
それは恐怖から始まった。西暦2300年代。地球の植民星ソロ星。伝説の無限力イデを求めてやってきた異星人バッフ・クランの探索隊は、そこに知的生命体が存在していたことに驚く。高官の娘カララは、好奇心から、ひとりソロ星に降りたってしまった。慌てて追う探索機。彼らが見たものは、第六文明人の遺跡発掘現場だった。近くにカララがいる。その身を案じた兵士の一人がビーム砲を放った……。見知らぬ飛行物体の攻撃に、反撃を余儀なくされる若き軍人ベスたち。こうして、ソロ星の地球人とバッフ・クランとの不幸な接触が始まった。母星を知られることを恐れたバッフ・クランのギジェは、ソロ星を壊滅させる攻撃に出る。パニックに陥り、遺跡発掘現場に逃げこむ人々。そんな中、研究者の息子コスモやカーシャが乗りこんだ第六文明人のメカが、まるで意志を持っているかのように動き出す。それこそが伝説の巨神イデオンであった。さらに、地中からイデオンの母船であるソロシップが姿をあらわす。イデオンの力で一時はバッフ・クランを撃退するコスモやベスたちだが、追撃を逃れるためにソロシップとともにソロ星を飛び立つ。それは、ソロシップとイデオンの長いながい逃亡の旅の始まりだった。そして、そこにはカララも乗りこんでいた……。はじめ、異星人の女として憎しみを浴びるカララだったが、その誠実な人柄にベスやコスモたちも次第に心を開いていく。だが、カララの姉ハルルが率いる追撃の軍団の前に、ソロシップは戦いと逃亡の日々を強いられていた。補給とイデの秘密解明のために地球へ降り立とうとするが、地球はそれを拒否した。宇宙の孤児となってさまようソロシップ。その時、イデは思いがけぬ力を示し、ハルルに代わって追撃隊長となったダラム・ズバの軍団を一撃で消し去ってしまう。それは、イデの発現なのか。ソロシップの人々はイデに取り込まれてしまったのか、それとも、良き力を示せるか試されているのか……。ソロシップの孤独な旅はつづく……。

スタッフ

- スタッフ -
原作:矢立肇
原作:富野由悠季
監督:富野由悠季
監督:滝沢敏文
脚本:山浦弘靖
脚本:富田祐弘
脚本:渡辺由自
脚本:松崎健一
音楽:すぎやまこういち
制作:サンライズ

配給:松竹
Ⓒサンライズ

ジャンル:アニメ