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【作品データベース】風が強く吹いている かぜがつよくふいている

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・133分
直木賞作家、三浦しをんの同名ベストセラー小説を、人気若手俳優の共演で映画化した青春ドラマ。個性的な10人の大学生たちが箱根駅伝という目標に向かって突き進む姿を描く。

STORY
ついに、ハイジ(小出恵介)は見つけた。共に夢を叶える仲間の、切り札にして、最後の1人を。彼の名はカケル(林遣都)、18歳。ハイジが4年生になる寛政大学に、この春から通う新入生だ。高校時代に天才ランナーと呼ばれた彼の走りをその目で確認したハイジは、戸惑うカケルを半ば強引に、自らが寮長を務める竹青荘に入居させる。まかない付きで3万円という破格の家賃には、陸上競技部に入部して毎朝5キロ走るという入居条件があった。ハイジの作るうまい料理のために、喜んで走り続ける8人の住人は、まだ誰もハイジの野望に気付いていなかった。ハイジの突然の箱根駅伝出場宣言に、唖然とする9人。それもそのはず、ハイジとカケル以外は全員、陸上とはかけ離れた者ばかりだ。「素人が、無理です!」強く反対したのは、なぜかカケルだけ。だが、ハイジには勝算があった。翌朝から箱根を目指す日々が始まった。寛政大学は予選会に向けて、夏の合宿訓練を開始する。近くでは、ライバルの東京体育大学も合宿、カケルの高校の同級生・榊(五十嵐隼士)の姿もあった。「そいつ監督を殴って、俺たちの最後の1年を棒に振ったんですよ」挑発的な榊の言葉に「知ってるよ」と平然と答えるハイジ。夏が終わり、秋になり、予選会の日がやってきた。寛政大学は最下位の9位ながら見事に通過、ついに箱根への切符を手に入れる。年が明けて1月2日、箱根駅伝のスタート地点、東京大手町。1区を走る王子は、プレッシャーに勝てるのか? 風邪を引いた神童は? そして何よりも、ハイジの膝は──? 「最高の朝だよな、カケル」1本の襷にすべてを賭けて、ついにレースが始まった──。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
小出恵介
林遣都
中村優一
川村陽介
- スタッフ -
原作:三浦しをん
監督:大森寿美男
脚本:大森寿美男
撮影:佐光朗
音楽:千住明

配給:松竹
©2009 「風が強く吹いている」 製作委員会

ジャンル:現代劇